5月10日放送のTBS「この差って何ですか?」にて
猫舌の人と猫舌ではない人の差について解説していました
猫舌の人って結構いますよねー。ラーメンとかずっとフーッ!フーッ!ってしてる男の人見ると情けないって少し思っちゃいますww
コンビニの温かいお茶やコーヒーでもヤケドするほどの猫舌の人もいますが
猫舌の人は生まれつきでも遺伝でもなくある意外な理由のせいで熱いものが苦手なそうです
猫舌かどうかの差は意外なところに!
猫舌の人はなぜ熱いものが苦手なのかをスタジオで予想
・我慢強いかどうかの差
・舌のザラつきが多いか少ないか
・肺活量の差。吐く息が多いと冷めるようになる(笑)
・ベロの長さ 熱いのを感知する幅が広いから
などいろんな意見が出ましたがどれも不正解でした
今回の差について教えてくれるのは口腔外科医の青山先生
気になる正解は・・・
舌の使い方が上手いかどうか ということでした
実は舌の構造や温度の感覚には個人差はないらしいのですが、舌の使い方一つでこうも変わるものなのでしょうか?
実際に番組で猫舌について実験
人間の舌の構造として舌先は熱さに敏感で舌の奥では感じにくいとのこと
やけどしない温度の約60℃のコーヒーを用意してスプーンをつけとき
温めたスプーンを猫舌の人と猫舌ではない人の舌に当てていく実験を行いました
・舌の先にスプーンを当てた場合
猫舌の人の舌の先端にスプーンを当てると全員が熱いと感じ
猫舌ではない人にも同様に舌の先端にスプーンを当てても熱いと感じるという結果になりました
・舌の奥にスプーンを当てた場合
こちらの実験も猫舌の人もそうでない人も熱く感じないという結果でした
やはり舌には個人差はないようですね
猫舌の人は上手に飲めていないだけみたいですが使い方の違いはどこにあるんでしょう?
無意識にやっている熱いものを食べる時の舌の使い方
猫舌の人は熱いものを口に入れるときに舌先を熱いものにつけてしまうそうです
下前歯より前に出してしまうので舌の敏感な部分で感じ取ってしまうのですね
一方の猫舌ではない人は舌の先を下前歯に隠すようにして食べるのだとか
これは無意識にやっているそうです。生まれた頃はみんな猫舌なのですが成長の過程で熱いものを食べながら舌の使い方を自分で学習して覚えるそうです
先生いわく「猫舌の方の両親も猫舌」ということで
両親が熱いものを食べないので子供の頃から熱いものを食べる習慣がなく、舌の使い方を覚えることができなかったのが原因ではないかとの事
遺伝的なものではなく環境的なものだという猫舌
熱いものが苦手という方は舌の先端を直接当たらないように練習すれば下の使い方を覚えて大丈夫なようになりそうですね