5月10日放送のTBS「この差って何ですか?」にて
無臭ニンニクと普通のニンニクの差について解説していました
ここ何年かでよくお店で見かけるようになった無臭ニンニクですが
なぜ匂わないか気になったことはないですか?
無臭ニンニクとニンニク違いに驚くこと間違いなしの解説は必見です!
無臭ニンニクはニンニクではない!?
スタジオでは無臭ニンニクは普通のニンニクとどう違うのか議論
・無臭ニンニクは発酵させる前の新芽のニンニクの事
・何かに漬けていて匂いがしないようにしている
・ニンニクを育てる土が違う
これは難しいですね。ニンニクなのに匂いがしないとは一体どいうことなのか?
教えてくれるのはニンニク研究の第一人者 日本大学名誉教授の有賀先生
気になる正解は・・・・
無臭ニンニクはニンニクではない でした
いやいや(笑)ニンニクじゃないのに無臭ニンニクって名乗って詐欺じゃないですか?
一体どういうことなんでしょうか?
実際に比べてみると違いは一目瞭然
無臭ニンニクはニンニクではないというのは実際に見ると一目瞭然とのことでスタジオで見てみることに
見てみるとびっくり!無臭ニンニクは普通のニンニクの8~10倍の大きさなんです!
玉ねぎくらいの大きさの無臭ニンニクの皮を剥いて中身を比べてみても色や形は全く一緒でした。大きさが違うだけですね
無臭ニンニクは正確にはジャンボリーキと言ってリーキ(西洋ネギ)の一種だそうです。ネギの仲間なんですね
畑で育っているのを確認しても普通のニンニクは花を咲かせないのに対して無臭ニンニクは紫色の花を咲かせるのです
どちらのニンニクもネギ科のネギ属なんですが全く別の野菜だとのこと
なぜニンニクの代わりに使われるようになったのか?
無臭ニンニクがニンニクのように使われる理由としては
・味が似ている
・ニンニクの匂いの元であるアリシンを含まれている
という理由からだそうです
しかし無臭ニンニクのアリシンの含有量は60分の1しかありません。だからあまり匂わないのですね
ニンニクのスタミナ効果の源はアリシンにあるので無臭ニンニクはスタミナ効果が期待できないそうです
でも無臭ニンニクにはサポニンという成分が入っていて
アルコールやコレステロールの吸収抑制など肝臓を強くする効果が期待されるようです
スタミナの源にはやっぱり普通のニンニクですが無臭ニンニクにも体に良い効果があることがわかりました
それでも「ニンニク」と名乗ってるのだからニンニクと同じ効能がないと納得できないような・・・
食べる時の状況によって使い分けるしかないですね