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【この差って何ですか?】コアラの睡眠時間が1日に22時間もある理由は解毒のため!毒のあるユーカリを食べなければならない理由とは?

 12月13日に放送の「この差って何ですか?」にて

コアラの睡眠時間が約22時間、ナマケモノの睡眠が約20時間と長い理由について紹介していました

 

 

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一般的に草食動物は睡眠時間が短く肉食動物は長いのですが、中には例外もいるようです

 

 

ゾウは睡眠時間が1日に3時間、キリンは20分しかねていないのに対し、コアラ・ナマケモノは睡眠時間がそれぞれ約22時間、約20時間も寝ているとのこと!

 

 

同じ草食動物なのにコアラとナマケモノはなぜ睡眠時間が長いのか・・・その理由を番組では詳しく解説していました

 

 

 

 

【コアラ・ナマケモノの睡眠時間が長いのは餌に理由があった!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草食動物が睡眠時間が短い理由は2つ

「敵に襲われないように警戒しているため」

「食事時間に1日の8割ほど使うので寝る時間がない」

とのこと

 

しかしコアラやナマケモノが木に登っているから寝る暇があるというわけではないんです。睡眠時間が草食動物なのに長い理由は「餌に毒があるかないか」でした

 

 

コアラが食べるユーカリ、ナマケモノが食べるセクロピアにはそれぞれ毒が入っています。体の中の毒を解毒しなければいけないのですが、解毒のためにエネルギーを使うので食事以外は動かずに長時間寝ているのです

 

 

 

人間は食べ過ぎて胃もたれをおこしたら寝て治そうとしますがそれと一緒のことをコアラとナマケモノは行っているとのことでした。毎日のように食あたりをしていると考えると悲しいですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【コアラが毒のあるユーカリをわざわざ食べる理由】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わざわざコアラが毒のあるユーカリを食べるようになった理由、それはコアラの先祖が深く関係していました

 

 

コアラの先祖は「ディプロトドン」という動物で体調は約3mもある巨大生物でした!顔の部分はコアラの面影がありますね

 

 

 

巨大有袋類「ディプロトドン」の化石50体を発掘、オーストラリア

http://www.afpbb.com/articles/-/2885685?pid=9151714

 

 

 

 

 

 

ディプロトドンは元々は地上で草を食べている草食動物でしたが、どんどん増えてしまい生息場所が減っていくにつれてディプロトドンの中で弱く生存競争に敗れた者は餌を求めて木に登っていったそうです

 

 

 

木に登ったディプロトドンは小さくなりコアラに進化、そしてオーストラリアは森林の9割がユーカリだったので毒のあるユーカリをコアラは食べるしかなかったとのことでした

 

 

 

 

一方で強く地上で住むことができたディプロトドンも進化していきウォンバットになったそうです

 

 

 

wombat-large_jpg.jpg

http://doubutu1.seesaa.net/article/125549611.html

 

 

 

 

コアラとウォンバットは共通の祖先はディプロトドンだったんですね、意外な関係があって驚きました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【まとめ】

 

 

 

 

 

 

 

 

コアラやナマケモノが長時間の睡眠が必要なのは毒のある餌を食べているので解毒が必要だからという雑学でした

 

 

コアラはユーカリの葉しか食べるものがなかったから仕方ないですが、今現在なら他にも食べ物があるだろうしユーカリ以外のものではだめなのかなーと思いました

 

 

ずっと寝るだけの方が幸せなんですかね?ユーカリの葉以外を食べたら解毒が必要なくなるのかどうかも実験してみたいですね