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【この差って何ですか?】温泉の適した入浴時間とその理由・効能!適した入浴時間が3分~30分と差が出る理由とは?

2016年2月28日に放送の「この差って何ですか?」にて

温泉にはそれぞれ適した入浴時間がある!草津温泉、飯山温泉、長湯温泉の適した入浴時間とその理由・効能について解説していました

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冬の時期になると入りたくなるのが暖かい温泉ですよね

そんな温泉ですが温泉によってそれぞれ適した入浴時間があるというのをご存知ですか?

適した入浴時間に大きな差がある「群馬県の草津温泉」「神奈川県の飯山温泉」「大分県の長湯温泉」について番組では取り上げていました

 

群馬県の草津温泉の適した入浴時間はたったの3分程度

神奈川県の飯山温泉の適した入浴時間は10分程度

大分県の長湯温泉の適した入浴時間は30分程度

とのことでした。このように適した入浴時間に差が出てしまう理由について番組では詳しく紹介していました

 【適した入浴時間はたったの3分!?草津温泉の効能と入浴時間の関係】

 

 

まずは適した入浴時間がたったの3分だけという草津温泉の入浴時間と効能の関係についてです

群馬県の草津温泉は強い酸性の温泉で殺菌の湯と言われています。草津温泉の泉質は皮膚にとても強い強酸性質なんですね

酸性を示すpHの数値は2.1。このpHの値が1~3の場合は3分以上入浴すると肌あれを起こしてしまうため適した入浴時間は3分程度なのです

そんな長湯できない草津温泉の注目すべき効能は殺菌効果があること!酸性が強いために入浴直後から皮膚の表面の雑菌が死滅していきます

 

どれくらい殺菌の効果があるかを番組では実験していました。片方の手は草津温泉に入れて、もう片方は普通のお湯に入れてそれぞれの手の菌の数を比較!

入浴前と比べると普通のお湯に入れた場合はほとんど変わりなかったのです草津温泉に入れた手はほぼ殺菌をすることができていました

草津温泉は酸が皮膚にいる細菌を殺菌するので慢性皮膚病、切り傷、火傷などの皮膚疾患への効果が期待できるとのことでした

 

 

【飯山温泉の入浴時間と効能の関係!乾燥肌の人にお勧めの理由】

 

 

続いて適した入浴時間が10分程度の飯山温泉の入浴時間と効能について説明します

飯山温泉はアルカリ性の温泉で皮膚の脂分を中和させる作用があります

泉質はpH11.3の強アルカリ泉。アルカリ性の温泉に入ると皮膚の脂汚れがアルカリ性と反応して石鹸のような物質が出来て肌の汚れを落とすそうです

しかしpHが9以上の温泉に10分以上入浴すると肌に必要な脂分まで取れてしまうので適した入浴時間は10分程度なんです

 

そんな飯山温泉の効能は脂汚れが取れることで毛穴からたくさんの水分が吸収されるため乾燥肌の方へはおすすめとのこと!

番組では飯山温泉に入るとどれくらい肌へ水分が吸収されるのかを実験していました

片方の手は飯山温泉の湯、もう片方の手は普通のお湯につけて10分後の水分量を計測します

入浴前の水分量が49.2だったのに対して普通のお湯が64.5、飯山温泉に使った後は80.7と水分量にかなりの差がありました

実験結果のように飯山温泉は肌が水分を多く吸収するようになるため美肌などの効果が期待できるとのことでした

 

 

【長湯温泉の入浴時間と効能の差 長く入ることが出来る理由とは?】

 

 

最後に紹介するのはその名のとおり適した入浴時間が30分と長めの長湯温泉です

長湯温泉の泉質はお湯の中に炭酸ガスを多く含む炭酸泉です

30分と長い時間をかけて入浴したほうが十分な二酸化炭素が取り込まれ血行が良くなるとのことでした

 

長湯温泉に入浴すると全身に小さな気泡、炭酸ガスがが付着します

炭酸ガスには二酸化炭素が含まれていて毛穴から体内に取り込まれると体の酸素が不足します

その足りなくなった酸素を補うために血流が良くなり血管が拡張するので血行促進の効果が期待できるとのことでした

ただし30分以上の入浴は酸欠になる可能性があるので注意とのことでした

 

 

 

【まとめ】

 

 

有名温泉である草津温泉、飯山温泉、長湯温泉のそれぞれの適した入浴時間とその理由、効能についての情報でした

自分は温泉によって入浴時間に差があることまで知らなかったので大変驚きました。改めて温泉の効能って凄いのだなーと思い知らされましたね

温泉に入るときは効能と適正な入浴時間を確認してから利用するようにしましょう