9月20日に放送の「この差って何ですか?」にて
冷めても美味しく食べれるお弁当のつくり方をプロの料理人が紹介していました
お弁当屋さんのように冷めても美味しいお弁当を家庭で作るのは難しいと思っていませんか?
そんなことはありません!冷めても美味しく作れるお弁当の作り方はあるんです!
プロの料理人のお弁当の作り方は普通の主婦の作り方とどう違うのか?同じ食材と一般的なキッチン道具でどれほど差が出るのかを比べます!
冷めても美味しいお弁当をプロのお弁当屋さんが披露!
今回のお弁当の中身はハンバーグ、マカロニサラダ、鮭の塩焼き、竜田揚げの計4品
プロの料理人が教えてくれた冷めても美味しいそれぞれの料理の作り方を解説します
・5時間経っても切りやすく肉汁が染み出るハンバーグ
切った玉ねぎを炒めていき火を通したらトレイに移し、炒めたばかりの玉ねぎは冷蔵庫に閉まってしまいます。そして十分に冷やした玉ねぎをひき肉に混ぜます
玉ねぎを冷蔵庫で冷やした理由はひき肉を玉ねぎの熱で温めないようにするため。ひき肉は温度が上がるとと水分と肉汁が出てしまうんですね
さらに卵とパン粉をつなぎに使うのですがプロの料理人はそれに加えて牛乳とサラダ油も入れていました!
お弁当の場合はハンバーグが箸で切りやすいように水分を多めにします。つなぎが多いことによって冷めてもやわらかいハンバーグが出来るとのこと
牛乳はひき肉の臭みを消す効果もあり、サラダ油はひき肉をコーティングして肉汁や旨味を閉じ込めてくれる役割があるそうです
ひき肉のこね方と焼き方は特別なことは必要はありませんでした
・時間が経ってもモチモチのマカロニサラダ
マカロニのゆで時間が10分だった時にプロの料理人は標準時間よりも2分ほど多く茹でていました
普通なら標準時間で良いのですが冷めてもモチモチしたマカロニを作るためにあえてやわらかくするので2分長く茹でるそうです
そして茹でたマカロニはすぐに水で冷やします。茹でたマカロニをそのまま放置するのは厳禁!すぐに水で冷やすとベストな硬さを保つことが出来るんです
マカロニと具材を混ぜる時に時間が経ってもパサパサにならないようにお好みの味のドレッシングを混ぜます!ドレッシングに入っている油がマカロニをコーティングし水分を閉じ込めてくれるので冷めてもパサパサにならないのです
最後に塩コショウとマヨネーズを混ぜれば時間が経ってもモチモチのマカロニサラダが完成です
・鮭の塩焼きは塩をかけて放置したら焼いてる途中で日本酒をかける
プロの料理人は鮭に塩をふったらすぐに焼かずに5分ほどおきます
お弁当なので冷めた時に臭みがなくなるのと、隣のおかずに臭いが移らないようにするためだそうです
鮭を焼いて3分ほど経ったら霧吹きを使って日本酒を鮭にかけていきます。アルコールは魚のタンパク質の構造を変えて冷めても身がやわらかくなるんです
普段スーパーで売られている塩鮭も日本酒をかけると身がやわらなくなるそうです
殺菌効果もありお弁当に入れた時に傷みにくくなる効果もあり一石二鳥ですね
・竜田揚げは片栗粉だけでなくコンスターチも混ぜる!
まずは醤油、みりん、酒を使って鶏肉に下味をつけます。そして衣をつけていくのですがプロの料理人は片栗粉だけではなくコンスターチと片栗粉を半々でつけていました
コンスターチは粒が細かく油を吸いづらいため冷めてもサクサクの唐揚げをキープ出来るんです。片栗粉を使わずにコンスターチ100%ならもっとサクサクに・・・というのは間違いでコンスターチだけだと油を吸わなすぎてしまうので注意だそうです
油で揚げるときは低温でじっくり火を通して最後に温度を上げると中はふっくら外はパリっとした唐揚げの完成です。3分ほど低温で揚げて最後に高温で1分揚げていました
盛り付けるときはパスタを下に敷いて油を吸わし、他のおかずに油がうつらないようにしましょう
まとめ
意外と知らなかった冷めても美味しいお弁当の作り方
ちょっとした手間ですが美味しく食べれるならやる価値はありますね
ぜひ参考にして作ってみてください