読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

メディアの虜

テレビを見て気になったニュースや情報を毎日書いてます

スポンサードリンク

あなたの年金大丈夫?現役世代救う解決策は?与野党論客と徹底討論を書き起こし【ウェークアッププラス】

2016/12/24(土) 08:00〜09:25読売テレビ1

ウェークアップ!ぷらすにて

あなたの年金大丈夫?現役世代救う解決策は?与野党論客と徹底討論を放送していました

 


出演者
【キャスター】
辛坊治郎
森麻季
坂木萌子
蓬莱大介(気象予報士)
【ゲスト】
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
春香クリスティーン(タレント)
別所哲也(俳優)
【コーナーゲスト】
田村憲久(自民党衆院議員・元厚労相)
長妻昭(民進党衆院議員・元厚労相)
鈴木亘(学習院大学教授)

 

 

今年、最後のウェークアップ!ぷらす。総力を挙げて斬り込んだテーマは「年金」でした

先週、支給額を抑える新たなルールを盛り込んだ、年金制度改革法が成立。

損するのか、得するのか・・・果たして私たちの年金は?

自民と民進、年金のスペシャリストがスタジオ生出演。どうなる?年金徹底討論!!を書き起こします

 

 

 

 

 

 

 

 

辛坊治郎「損するのか、得するのかと言うと、どこかの番組のタイトルみたいで、年金というのはそういうもんじゃないという、いきなりお叱りをいただきそうですが、でも、さはさりながら、やっぱり損するのか、得するのか気になりますよね。

ということで、きょうは恐らく日本で年金問題を考えるうえにおいて、これ以上のメンバーはないという皆さんにお集まりいただきました。」

 

 

コーナーゲストとして番組に出演したのは以下の3名の方

 

 

自民党衆議院議員で前の厚生労働大臣の田村憲久

民進党衆議院議員で、元年金改革担当大臣の長妻昭

年金制度に詳しい学習院大学教授の鈴木亘

 


辛坊治郎「もしかすると、若い人にとって年金ということばは、これは言うのもどうかと思いますが、絶望とイコールかもしれないという現状です。」

 

 

番組はここでVTRで関西のとある街で1人暮らしの池田さん(仮名)71歳について紹介しました

 

 

 

消えた年金・甘い試算「100年安心」は本当なのか?

 

 

 

去年秋、取材に応じてくれたときには、以前売却したマンションのローンが、まだ1000万円残った状態でした

返済のため働いていたが、脳梗塞で倒れ、収入は月8万円の公的年金だけ。

うち4万円はアパートの家賃に消え、ローンの返済に苦しんでいた。あれから1年。

 

 

「やっぱり1日3食ちゃんととれてます?」

 

池田さん「薬飲まなきゃいけないとかありますから、やっぱり3食は頂いてますね。」

 

 

不動産会社が紹介した弁護士に、自己破産を勧められた池田さん。

離れて暮らす子どもに迷惑がかからないよう、自己破産した。

今は公営住宅に引っ越し、家賃は月2万3000円に減ったが、月8万円の年金でやりくりする生活は変わらない。

家財道具がほとんどない部屋、残りの年金は、そのほとんどが食費と光熱費に消えてしまう。

 

 

池田さん「無駄遣いするようなお金はないですよ。もう物は増やすこともできないし。」

 

 

全国でおよそ770万人が、池田さんの年金額より低い平均月5万4000円の基礎年金しか受け取れていないのが現状だ。

低年金は決して特殊なケースではないのだ。

そして今の若者たちが年金を受け取る時代には、これ以上に厳しい現実が待ち受けるとの指摘が・・・

 

 

学習院大学経済学部 鈴木亘教授は次のように語ります

「(今の若者は)もともと(年金保険料が)払い損ですけども、さらに予定以上に深刻な事態に直面すると

2043年ぐらいに恐らく枯渇するだろうというふうに思っております。」

 

 

そもそも日本の年金制度は、高齢者の年金を働く現役世代の保険料で支える、賦課方式を取っている。

もともと積み立て方式だったのだが、高度成長期に賦課方式が取り入れられた

当時は高齢者1人を42人で支え、大した負担ではなかった。

ところが、少子高齢化が進み、今では2.33人で1人を支えている状態に。

 

鈴木亘教授「当時の政治家にとって、40年後の未来の人たちに喜んでもらうということは、なんの功績にもならなかったと。

将来、こういう今みたいな事態になることは分かっているわけですから、それをきちんと国民に説明して、だからもう少し保険料を取るんだよと、積み立てるんだよということを言っておくべきだったと思います。」

 

つまり高度成長期、将来に備えてもっと保険料を徴収すべきだったと言うのだ

 

 

政府も手をこまねいていたわけではない。2004年、小泉政権は、大規模な年金改革に踏み切った。

国庫負担を引き上げるなどして、現役時代の給料の半分に当たる年金給付を100年維持するとした。

しかし、2007年、消えた年金問題が発覚。国民の不信感が高まった。

この問題を追及した当時の民主党が政権与党となり主張したのが、すべての人に月7万円の年金を保障する制度。

 

だが、この制度を実現することなく、民主党は野党に転落した。

自民党が政権に復帰した一昨年、厚生労働省は年金の財政検証の結果を公表した。

 

 

 

田村憲久 厚労相(当時)「年金というものが一定程度、これは安定であると、安定性が保てるということが、改めて、この検証結果を見て、われわれもその内容というものを確認をさせていただきました。」

 

これに対し、専門家の鈴木亘 氏は

「私はこれは粉飾決算だと思っておりまして、粉飾をしているから健康に見えるのであって。」

と苦言


先週、国会では将来の年金財政の安定を目指す年金制度改革法が成立した。

民進党など一部野党は、年金カット法だと強く反発したが‥‥‥

 

鈴木亘「年金カットをすべきだと私は思います。

高齢者の年金をカットして、その代わりに年金を長くもたせて、将来の若者のためにちゃんと持続するようにしようという、そうじゃないと将来の若者の年金がなくなってしまうと。」

 

 

若者と高齢者、世代間格差が広がり、保険料を払わない若者が増えれば、制度自体が空洞化しかねない

破綻してしまうのか?それとも維持できるのか?

私たちの年金制度、その未来を番組では徹底討論しました

 

 

 


いくら払っていくらもらえる?世代間格差の真実

 

 


辛坊治郎「今のVTRだけでは、年金が一体どうなっているのか、全体像は分からないと思いますけど、番組全体を見終わった段階では、今の年金制度がどういうものなのか、完全に分かるように、きょうは目指したいと思います。

鈴木先生の試算をもとに、払った額以上年金がもらえるか、平均寿命まで生きたということを前提にしてですが、その場合、損するか、得するかを、年代別で判定すると、私はほんの少し得するらしいです。

圧倒的にこの中で得するのが橋本五郎さん(69歳)と、こういう図式です。」

橋本五郎「いや、なんか非常に肩身の狭い思いをするっていうかね。」

 

辛坊治郎「だけどね、これ、得だって言われたって、われわれが作ったわけじゃないしっていう。」

 

橋本五郎「そうそう、いやいや、僕らも払ってるわけですからね。」

 

辛坊治郎「それが実は払ってなかったというのが、これからの答えなんです。

実は十分な額の年金を払ってきてないんですよ、五郎さんは。

そこなんです、問題の一番のコアな部分は、ということで、春香さんもひと言、いかがですか?大損世代です。」


春香クリスティーン(24歳「)嫌ですよね、それがやっぱり将来に対しての不安になりますし。

結局ね、お金使わないと経済回らないっていいますけど、将来が不安だったらため込んじゃいますよね。」

 

 

辛坊治郎「そういうことですね。もしかすると、今の不況の原因もそのあたりの心理にあるのかもしれないということで、国の試算ではなく、一体年金、どんな未来像なのか、森さん、鈴木教授の試算に基づくものですね。」

 

森アナ「まず私たちの年金、一体いくらもらえるんでしょうか。

さっき得する損するってありましたけれども、厚生労働省が発表している試算に照らし合わせて、ゲストの皆さんの払った額ともらえる額、こうして試算を出してみました。
はじきだしました。

この試算、はじき出すうえでちょっと年齢が必要なので、失礼いたします。

まず見ていきます。

あと5日で70歳を迎えられる、まず五郎さん。おめでとうございます。
負担額、払った額がこれだけ。(負担額が1000万円、給付額4400万円)

4.3倍もらえるという試算が出ています。

 

同じように別所さんは、見てみますと、51歳ですね、負担額2000万円に対して給付額が5300万円。2.7倍です。

 

年功序列で先に私(35歳)、失礼いたします。負担額が3000万円で給付額が6800万円です。

 

春香さん(24歳)、負担額が3700万円で給付額が8300万円。あら、みんな2倍から4倍近くもらえるんじゃないか。」

 

 

辛坊治郎「さっき言い間違えました。これは鈴木先生の試算ではなく、国の試算ですね。」

 

森アナ「そうです、ただ、今この試算ですけれども、実は非常に甘い試算なんです。

というのも、からくりがありまして、給付額は1人分ではなくて、1世帯、つまり夫婦2人でもらえる額となっています。

そして、負担額は厚生年金の会社が支払った分は含まれていない状況なんですね。」

 

 

辛坊治郎「実際は、その倍額払ってるということですね。」

 

 

森アナ「さらに今出した数字というのは、こういうことが前提となっています。

物価上昇率が1.6%、賃金上昇率が3.4%、運用利回りが4.8%です。

ちなみにかっこ内の小さな数字(物価上昇率0.9% 賃金上昇率1.9% 運用利回り3.1%)に関しては、最悪の場合を想定している数字となっています。

 

では今年の物価上昇率、見ていきましょう。現在こうなっています。

 

マイナス0.16%です。賃金上昇率はことし最も高い月でも2%。そして運用利回りは通年で2.84%というわけで、先ほど、私が示した数字よりも、ずいぶんと少ないのがわかります。

そしてかっこ内の最悪の数字よりも少ないというわけで、非常に甘い試算だったことが浮き彫りとなります。

 

 

では、一方で、きょうのスタジオのゲストの鈴木さんの試算はどうなのかといいますと、このように得する人、損する世代ということで、真っ二つに分かれます。

厚生年金では、払った額に五郎さん(1945年生まれ)ですと、およそ1900万円プラス。

辛坊さん(1955年生まれ)もにっこりしてますよ、プラスおよそ470万円。

 

ここからがちょっと残念ですね。

別所さん(1965年生まれ)、支払った額に対して、マイナス380万円。

私(1980年生まれ)が1500万円ほどで、春香さん(24歳)、なんか申し上げにくいんですけど、マイナス2000万円ということで、五郎さん(69歳)と比べてみますと、4000万円ほどの開きが出てきてしまいます。

 

こういった不公平なのが日本の年金制度なんです。

そういうわけで、皆さんモヤっとした表情のまま、次のテーマにまいりましょう。」

 

 

続きはこちら

 

なぜ年金が現役世代に大きな負担になる?解決策を辛坊治郎、与野党議員が徹底討論 - メディアの虜