12月27日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
2015年にできた羽田市場の誕生によって今まで食べることが出来なかった魚が食べれるようになったニュースを取り上げていました
2015年に誕生した羽田市場によって鮮魚革命が起きていたのをご存知ですか?
羽田市場によって今まで東京では食べることが出来なかった魚がたべれるようになったり、漁師が安定した仕事ができるようになったんです
林先生も初耳の羽田市場によって起こった革命について番組では詳しく解説していました
【遠くの地域で捕れた魚は東京に着くまでにどれくらいの期間がかかるのか?】
漁師が捕った魚は東京に来るまでどれくらいの日数がかかるかご存知ですか?
例えば北海道で捕れた魚は漁師⇒魚市場⇒加工場⇒築地市場⇒飲食店・スーパーなどと経由するので捕れてから3~4日かかってしまうんです
北海道から東京へ魚を安全・正確に流通させるのには整備された流通経路が必要不可欠なためにある程度の期間がかかってしまうんですね
しかしそんな魚の流通経路に2015年に革命が起きて1日で北海道から東京へと届くようになっていたんです!
【捕った魚をその日に空輸するから新鮮なまま食べることが可能に!】
北海道から東京までに3~4日かかっていた今までは美味しいのに鮮度が落ちやすいクロガシラガレイの刺身は東京では食べることはできませんでした
しかし2015年に魚の流通経路に革命が起きたため北海道で捕れたクロガシラガレイは新たな市場経由で1日で東京の飲食店へと届くようになり刺身を食べることが可能となったのです
ポイントは羽田空港に隣接した羽田市場(羽田鮮魚センター)の誕生によるものでした。北海道に限らず今までは東京では食べられなかった全国の新鮮な魚がその日にとどくんです
漁師が魚を獲ってから競りにかけられることなく飛行機に乗って羽田市場へ届けられて飲食店やスーパーに届くので、今まで食べることが出来なかった魚が新鮮なまま届き食べることが出来るんですね
・【羽田市場は早く届けるだけではなく受注制度で革命も起こしていた】
羽田市場は「受注制」という部分も特徴です。従来の卸売のシステムでは先に魚を捕ってから競りを行って業者が買い付けていましたが羽田市場ではオーダーを受けてから魚を仕入れる受注制なんです
漁師は年々減っている漁獲量や船の燃料代の高騰、さらに運搬費用も負担しなければならなかったそうです
しかし羽田市場は今までの1.8倍の値段で買い付けてしかも運搬費まで市場が負担、それでも付加価値がつくために採算が取れるとのことでした。オーダー後に漁へ出るので乱獲による値下がりを防ぐ効果もあるそうで誰もが得するシステムなんですね
水産資源を守ることにもつながり羽田市場は消費者だけでなく漁師にも革命的な流通システムになったとのことでした
【まとめ】
羽田空港に隣接する羽田市場が出来たことによって今まで東京では食べれなかった魚が食べれるようになったうえに、漁師も安定した漁をできるようになって消費者も漁師も嬉しい革命が起きていたという事実でした
飛行機で魚を運ぶというのは驚きましたね~。北海道で当日に捕れたクロガシラガレイを実際にスタジオでは食べていましたが新鮮さに芸能人たちも驚いていました
今まで食べることの出来なかった魚をぜひ食べてみたくなる雑学でした