1月31日に放送の「ハナタカ!優越館 日本人の3割しか知らないこと」にて
意外と知られていない裁判所の雑学について紹介していました
あなたも無関係ではないかも?裁判にかけられる可能性は0ではないということで番組では逮捕されて裁判にかけられるまでの流れを紹介していました
日本人の3割しか知らない裁判所での雑学「裁判官の服が黒である理由」「裁判の傍聴の仕方」などについて詳しく解説します
【① 警察の取り調べ】
まずは警察による取り調べが行われます
警察の取り調べの拘束は最長48時間、主に事件の概要の聞き取りをされます
その後に検察へ行きます
【② 検察】
検察官は警察が取り調べた内容を元に裁判にかけるかかけないかを決める人です
起訴か不起訴かは検察官の判断に委ねられています、起訴されるということは法廷行きを意味します
ちなみによく聞く「書類送検」の意味についても番組では解説していました
書類送検とは軽微な犯罪で逮捕拘留の必要ないと判断された場合、身柄ではなく書類だけ検察に送られることをいいます
【③ 裁判所】
裁判所に関しては番組では日本人の3割しか知らない事実について紹介していました
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・【裁判所は有罪か無罪かを話し合う場というのは間違っている?】
刑事裁判にかけられたら99%有罪と判決が出ます
その理由は検察官が確実な証拠がなければ起訴をしないから、少しでも無罪の可能性がある人は裁判にかけないんですね
裁判にかけられた段階で無罪になることは非常に低いといえます
裁判所は「有罪か無罪かを決める場所」ではなく「刑の重さを決める場所」というのが正しいかもしれませんね
・【裁判官の服は黒でないといけない】
黒色はどんな色を混ぜても黒のままです。そのため裁判官の服は何にも染まらない公平の象徴なのです
・【判決を聞く前に有罪か無罪かがわかる】
裁判官が読み上げる判決ですが判決を聞く前に有罪か無罪かがわかる方法があります
有罪の場合は「被告人を懲役2年と処す」
無罪の場合は「被告人は無罪」と読み上げるのですが
有罪の場合は「被告人を・・・」無罪の場合は「被告人は・・・」と有罪の場合は「を」無罪の場合は「は」と分かれるのです
速報を出したい記者はこの判決ルールを知っていて、この一文字の違いに注目しているとのことでした
・【裁判官の数は必ず「奇数」になっている】
軽犯罪の場合は裁判官は1人、重い案件の場合は3人やそれ以上になることになりますが裁判官の数は奇数と決まっているんです
その理由は意見が割れても多数決で結論を導くことが出来るようにするためです
裁判員裁判が適用される刑事裁判の場合にも裁判官3名、裁判員6名の9名で行うのが原則となっています
・【裁判の傍聴の仕方 年齢制限なく無料で傍聴可能】
裁判所に行くと入り口付近に予定表があり見たい裁判が選べるようになっています
1日に数多くの裁判が行われているので選び放題、しかも年齢制限なく無料で傍聴することが出来るんです
退屈な裁判を選んでしまっても傍聴人は出入りが自由とのことでした
しかし注目の集まる裁判の場合は抽選で傍聴券を手に入れないとダメな場合もあるそうです、芸能人やテレビで報道されるような事件は傍聴券を引き当てないと見れないんですね
ちなみに裁判の傍聴手順を知っている日本人はたったの11%しかいないそうです
【まとめ】
裁判所に関する数々の雑学でした
個人的には裁判官の着用する服が黒なのが「何にも染まらない公平の象徴」というのが印象的でした