7月12日放送の「林先生が驚く初耳学」にて
フランダースの犬の舞台となったベルギーの街に行くと日本人はがっかりしてしまうという雑学を紹介していました
フランダースの犬は誰もが知るアニメの名作。その舞台となったベルギーのアントワープに行くと日本人は非常に残念な気持ちになるとのこと
ネロとパトラッシュがまったく違って描かれていたり、現地の人がフランダースの犬のことを知らなかったりとびっくりする事実を紹介
フランダースの犬のファンが行くとがっかりしてしまう理由
ベルギーの第二の都市アントワープ。街中に中世ヨーロッパの雰囲気が漂い歴史を刻む美しい街並みが特徴になっています
フランダースの犬のラストシーンにも描かれたノートルダム大聖堂は実在していて世界遺産にも登録されています
フランダースの犬を知ってる人ならアニメの世界に来たような雰囲気になること間違いなしのこの街に来るとがっかりしてしまうとは一体どういうことなんでしょうか?
・フランダースの犬を地元の人は知らない
フランダースの犬の舞台となったベルギーではフランダースの犬のことを知らない人がほとんどだそうです
日本では有名なフランダースの犬はベルギーではまったく有名ではないのです
ベルギーが舞台となっているフランダースの犬は19世紀にイギリスで書かれた児童文学なのですが、ベルギーの公用語の1つであるオランダ語に翻訳されたのは最近なので現地の人にはほとんど知られていないのです
・アニメとは違うネロとパトラッシュ 日本語だらけのフランダースの犬
ノートルダム大聖堂で主人公のネロが最期に見て感動したルーベンスの絵
実際にノートルダム大聖堂で見ることができてフランダースの犬のアニメファンなら感動すること間違いなしの観光スポットですね
しかし絵を見て感動して帰ろうとするとそこには「パトラッシュはネロのたった1人の友達でした」と日本語で書かれた看板が・・・
看板の絵でにはネロとパトラッシュが描かれているのですがアニメのイメージとは違ってネロは裸で髪型はパーマがかかっていて天使のよう。パトラッシュは犬種が違うのでは?と思うほど全然違う犬が描かれています
大聖堂の目の前にもフランダースの犬の石碑が置かれていますが日本語表記で地元の人たちにはベンチの代わりにされていました(笑)
このような残念なことになってしまった理由は30年ほど前からフランダースの犬の舞台ということで観光にくる日本人が増えたことにあるそうです
希望に応えるために記念碑などを建てたりしたのですがアニメを見たことのないのでイメージだけで作ったとのことw
日本人向けにイメージだけで作ってしまったのでネロとパトラッシュも全然イメージと違って日本語表記の石碑などになってしまったんですね
舞台アントワープではフランダースの犬に便乗して大変なことに・・・
今では年間6万人の日本人観光客が訪れるために街全体もそれに便乗
カフェの名前がパトラッシュ
ネロとパトラッシュのビールにワイン
ネロパンというなの普通のパン
他にも土産店やペットショップ、そして幼稚園までもがフランダースの犬に便乗して名づけているところがありました
土産店で売られている商品には「ネロとパトラッシュ」と日本語で書かれたパッケージのチョコレートがありました。イラストもやっぱり残念なことに(笑)
値札の商品名には日本語で「イヌ」とだけ書かれていました。これはさすがに引きますねw中国でももっとちゃんと表記してますよ
そんなフランダースの犬のチョコの値段は12個入りで2300円。少し高めな値段は日本人向けに強気な価格となっているんですね
まとめ
日本人向けにフランダースの犬の石碑を建てたり商品を販売するのは観光客としては嬉しいですが質がちょっと低すぎますね(笑)
イメージだけでネロとパトラッシュを描くなんて日本では考えられないですもんね
とくにフランダースの犬の関連商品であるチョコレートの商品名が「イヌ」ってのはひどすぎましたw