1月24日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
2020年にはチョコレートが食べれなくなってしまう!?「2020年問題」について林修先生が解説していました
チョコレートには様々なブームがありました
1999年 生チョコブーム
2001年 高級チョコレートブーム
2005年 ハイカカオブーム
2015年 Bean to Bar
そんな数年おきに話題になるチョコレートですが4年後の2020年に起こるとされている「チョコレートが食べれなくなる」という問題があるとのこと
チョコレートが食べれなくなってしまうと言われている理由、今行われている対策方法について林修先生が番組では詳しく解説していました
【チョコレートが食べれなくなる!?カカオ豆の消費量の激増が原因】
チョコレート業界では今「2020年問題」チョコレートが食べれなくなるのでは?という問題があるとのこと
その理由は「カカオ豆の消費量」にありました。どうしてチョコレートを食べれなくなってしまうのかと出題された林修先生は「これはサービス問題、何度もニュースでやっていた」と得意げに解説していました
今、カカオ豆の消費量がものすごい勢いで増えてきています
今までは全世界の消費量が年間400万tくらいで需要と供給のバランスが取れていたのですが、最近では中国やアジアの国々でチョコの消費量がグングン増えているんです
人口も多いことから消費量に対してカカオ豆の生産が間に合わなくなってしまってるのです
カカオは植えてから収穫が出来るまでに4年ほどかかります、そのためカカオの生産が追いつかなくなっていて今からやって間に合うのかどうかギリギリのラインだそうです
そしてカカオの収益性が低いというのも関係があります。カカオよりも収益性の高いゴムの生産などに移行する農家も増えているのがカカオ不足に拍車が掛かっているそうです
国際ココア機関によるとカカオ豆価格は2000年に1kg約97円だったのが2015年には1kg約380円と約4倍にも価格が跳ね上がっているとのこと・・・
現在ではカカオの安定供給のためにカカオ農家を支援する運動も始まっているそうです、その運動の支援を受けているカカオを使った商品には以下のようなマークがあるとのことでした
チョコレートを買うときにはこのマークがあるかどうかを確認してみるのもよいかも?
【まとめ】
2020年にはチョコレートが食べれなくなる!?という問題があり、その理由はカカオ豆の消費量の激増により需要と供給のバランスが取れなくなってきているからでした
美味しいチョコレートを食べれるのはカカオ豆の農家の人たちが一生懸命がんばっているというのを理解して今後はチョコレートを堪能していきたいなぁと思いました
それにしても林先生はなんでもこ存じですね、カカオ豆の値段が約4倍になっているという情報まで知っているなんて信じられないほどの情報収集力と記憶力でした