5月11日放送の「お願い!ランキング」の人気コーナーのビジネスジャッジにて
これまで捨てられていた形や色の規格外の野菜や果物を使った新ビジネスを紹介していました
今野菜の価格が高騰しているので気になるビジネスですね
規格外のものは今まで商品にならずに捨てられていましたが、味は正規のものと変わらずに値段が安いと主婦などに大人気
堀江貴文が率いる鑑定人3人が新ビジネスをもし買い取るとしたらいくら支払うかをジャッジします
規格外で商品にならない野菜をビジネスに!
新ビジネスを今回プレゼンしてくれるのは株式会社 日本野菜
2011年2月設立 資本金 1600万円 年商 700万円 従業員は社長1人で個人経営の会社です
「タダ ヤサイ ドットコム」というサイトを運営していて
規格外の野菜を無料で配り広告宣伝にして農家のネット販売を応援しているとのこと
傷がついているもの、形がいびつのものなど食べられるのに販売できない野菜や果物を応募者の中から抽選でプレゼントしているそうです
さらに契約農家の野菜を格安でネット販売も行っています
実際に商品の規格外の野菜を確認
鑑定人たちは実際に規格外の野菜を確認
まじまじと見ても「どこが悪いの?」と言いたくなるくらい見た目はほとんど一緒でした
キャベツが大きすぎて下のほうが少し割れていたり、ネギが白い部分が太くて短いなど厳しすぎる規格に驚きました
農家が出す規格外は年間10%、台風が来て被害に遭うと50%にもなるそうです
作った野菜の半分が規格外になるなんて農家が大変だとは知っていましたがここまでとは・・・
実際に鑑定人たちは規格外の野菜を食べましたが、もちろん味には問題は全くなしでした
新ビジネスで儲けが出るポイント
規格外の野菜を無料で配る新ビジネスが儲けを出すポイントは2つ
①契約農家と無料野菜が増えればサイトへのアクセス数が上昇し広告費が入る
会社でアフィリエイトの広告収入も行っているのですね
現在 会員数は16万人 月間アクセス数はPVで30~50万人とかなりのアクセスがあるようです
営業利益の8割はサイトの広告収入ということで野菜を売って儲けているというよりサイト収入で利益を出しているのですね
②契約農家の野菜をサイトで販売
サイトを通じて野菜を紹介し売れた場合は農家から販売価格の20%を貰っているそうです
現在は契約している農家は62軒ほどですが、全国にいる農家は約200万人いるのでどんどん契約をすすめていきたいとのこと
最終的には全員参加してもらえるくらい頑張ると社長は意気込んでました
堀江貴文がマイナスポイントを指摘
・肝心のサイトが見づらい
無料で野菜がもらえるサービスをやっているとは思えなく、何をしている会社か全然わからないと指摘
ネットで確認してもらえばよくわかるんですが確かにゴチャゴチャしていて見づらくわかりにくいサイトでした
・営業をしていない
200万人も農家がいるうち契約できているのは62軒だけ
社長1人しか従業員がいないので営業に手をかけていられないとのことでした
契約農家を増やせば無料で配る野菜も販売する野菜も増えるのでもっと営業に力を入れないとだめですね
新ビジネスの最終ジャッジ!
新ビジネスのプレゼンを聞いた堀江たち鑑定人が買取価格を発表
・1人目のカリスマ実業家
買取金額は500万円
事業を拡大するためには広告費や人件費がかかるので500万円が妥当とのこと
・2人目の投資家
買取額は1000万円
将来性はあるものの競合がどんどん参入してくる可能性が高く1億~2億円の投資を先手に打っておかないと潰されてしまうということでした
・最後に堀江貴文
買取額は1000万円
現段階での事業価値は1000万円で拡大するなら数千万の投資が必要だとのことでした
規格外の商品にならない野菜を無駄にしないこの新ビジネスがもっと普及すれば廃棄される野菜も減るはずです
社会貢献になるビジネスはどんどん認知されるといいですね