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【この差って何ですか?】同じ品種なのにアジサイの花の色が赤と青で分かれる理由 ヒントはリトマス紙?

6月30日に放送した「この差って何ですか?」にて

 

同じ品種のアジサイなのに青色と赤色の花の色にわかれる理由について解説していました

 

 

 

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雨が降り続く梅雨のこの時期、私たちの目を引く花「アジサイ」

 

色とりどりのアジサイがたくさん咲いていますよね

 

番組ではアジサイの色の違いがなぜ起きるのかを紹介していました。品種によって色が違うだけかと思いきや

 

 

青いアジサイと赤いアジサイは同じ品種で花の色に差が出てるとのことでした

 

 

 

アジサイの色はリトマス紙と一緒?

 

 

 

 

 

スタジオでは同じ品種のアジサイの花の色が青と赤に別れる理由を予想

 

 

・土の中に何らかの虫がいるかいないか

 

・吸い上げた水がアルカリ性か酸性か

 

 

予想しましたがすべてハズレ。アルカリ性と酸性かで色が変わるってリトマス紙じゃないんだから(笑)

 

 

と笑っていた自分ですが実はアルカリ性と酸性というのは意外に当っていたんです!!

 

 

 

同じ品種のアジサイの花の色が青と赤に変わる理由は・・・・土が酸性かどうか だとのこと!

 

 

 

土が酸性だと青いアジサイが咲き、中性やアルカリ性だと赤いアジサイが咲くそうです

 

 

 

 

 

土が酸性かどうかで花の色に変化が出る理由

 

 

 

 

 

 

アジサイの色を決めているのはアントシアニンという物質

 

アントシアニンは植物だけが持つ色素のことで本来は赤系の色をしているそう

 

 

 

 

酸性でない土では基本的に赤系のアジサイが咲きます

 

 

 

しかし酸性の土の場合はある変化が起きてしまうのです。全ての土の中にはアルミニウムが含まれているのですが、酸性の土だと酸に反応してアルミニウムが溶けてしまいます

 

 

アジサイがアルミニウムを根から吸収してアントシアニンと結合

 

アントシアニンはアルミニウムが合わさることによって青くなる性質をもっているので結果的に青い花が咲くとの事でした

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

リトマス紙のように土が酸性かどうかで花の色まで変わるとは驚きでした

 

 

雨が多い日本では土壌は酸性が多いそうで青や紫のアジサイも多くなります

 

そのため赤いアジサイを咲かせるためにアルカリ性の多い石灰をまいて土の酸性度を下げるそうです

 

 

ちなみに白いアジサイは品種改良によってアントシアニンを持っていないのでどんな土でも白い花が咲くそうです

 

 

アジサイの咲く季節に今回の雑学を知っているとより一層アジサイの鮮やかな色合いを楽しめそうですね