9月6日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
台湾のレシートには宝くじが付いていて最大4000万円が当選することがあるという事実について紹介していました
台湾では買い物をしてもらえるレシートには基本的に宝くじの番号がついているそうです
最高4000万円の当選が2ヶ月に1回10~14本ほど出るとのこと
なぜ台湾のレシートに宝くじがついているのか?そこには犯罪防止のための画期的なアイデアがありました
台湾では屋台でもしっかりとレシートをもらうのが常識
日本と同じように買い物をした時にもらえるレシート。買い物した客は必ず持って帰っているようです
屋台でフライドチキンを販売しているお店でも客にはちゃんとレシートを渡すそうです。渡さないと客から怒られてしまうとのこと、日本では屋台でレシートをもらうってあまりないですよね
・宝くじが付いているレシートを台湾の人々は必ず持って帰る
買い物をしたら絶対にもらって帰るのが常識な台湾の人々
財布を見せてもらうともらったレシートがぎっしりの人がほとんど、家には200枚以上のレシートがある人もいました
ここまで台湾の人がレシートにこだわるのは台湾のレシートには宝くじが付いているからなんです
台湾のレシートには基本的に上の方に番号が書かれていて宝くじの番号となっているそうです
当選金額は800円~4000万円まであり2ヶ月に1回の抽選で最高当選額4000万円が毎回10~14本は出ているそうです
普通に買い物をしていてもらえるレシートが4000万円に化けたらこれほどお得なことはないですよね!
ちなみに海外からの観光客でも台湾で買い物をしてもらったレシートが当選すれば当選金はもらえるんです
以前に4000万円が出たお店は台湾の定番土産のパイナップルケーキの工場見学の入場券だったそうです
日本からこの工場に見学をしていたら4000万円が当たっていたのかもしれませんね
レシートの宝くじは犯罪防止のためにある!!
非常にお得な宝くじ付きのレシートですがなぜついているのでしょうか?
それは脱税対策のためなんです。客が宝くじ目当てでレシートを催促すれば店はレシートを出さざるを得ません
レシートには通し番号が付いているので売上額がごまかせなくなり脱税ができなくなる仕組みになっています
台湾では1950年まで売上は自己申告制だったために少なく申告する業者が続出
そこで1951年に台湾当局は共通の宝くじ付きレシートを発行いたところ、導入わずか1年で税収が1.7倍もアップしたんです!!
まとめ
日本では消費税増税の時の税金還付対策として、買い物の時にマイナンバーカードを提示すればポイントがたまり年間最大4000円お得になるサービスを始めようとしています
市民や店に手間を強要すると批判されていますが、今回の台湾のように買い物すれば楽しく感じて店側も脱税できなくなる仕組みの宝くじ付きレシートの方が全然いいですよね
ぜひ日本でも導入して欲しい宝くじレシートの雑学でした