10月4日に放送の「この差って何ですか?」にて
自動ドアのタッチ式のドアに「押してください」と「ふれてください」の2種類の差について紹介していました
自動ドアは人を感知して開くドアとタッチ式のドアがあります
今回はタッチ式の自動ドアに「押してください」と「ふれてください」の2種類があるのかを解説していました
押すのと触れるのでは大した差はないように思えますが仕組みは全然違うんです
「ふれてください」は触れなくても開く!その仕組みとは?
タッチ式のドアの「押してください」と「ふれてください」の違いについて教えてくれるのは日本で初めて自動ドアを製造したナブテスコ株式会社の水谷さん
「押してください」は押すとドアの上についているセンサーに電波がとんでドアが開くようになっています
「ふれてください」は手で触れるときにドアの横にあるセンサーから出ている赤外線を遮ることによってドアが開く仕組みになっています
実際にふれなくても赤外線を遮断すれば自動ドアは開きます。実際に「手を近づけてください」というのもあるとのことでした
最新の自動ドアはドアを通る意思があるかを確認している
赤外線を使った自動ドアは1960年代後半から実用化されています。改良が重ねられて現在最も目にするタイプはドアの上にセンサーがあり押すことも触れることもなく開く自動ドア
ただこの自動ドアは前を人が横切った時にも反応して開いてしまいます。しかし最新の自動ドアでは横切っただけでは反応しないようにできているんです
以前の自動ドアは1つのエリアに赤外線がでていましたが、最新の自動ドアは72のエリアに細かく赤外線が出ていて人の動く方向や時間、速度から自動ドアを通る意思があるかを判断するそうです
自動ドア前で入るつもりもないのに開いてしまったり、自動ドアを通ろうとしても開かないというのは今後はなくなりそうですね
まとめ
押すと触れるで差はないように思えましたが押して電波を飛ばす、赤外線を遮断すると全く違った仕組みで開くものでした
この差を知っている人は少ないはず。自動ドアを誰かと通過する時は話題の一つとして話したら盛り上がりそうですね