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【林先生が驚く初耳学】碁盤の目のように並ぶ京都の町並みで二条城が3度東にズレてしまった理由を林先生が詳しく解説!

11月8日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

 

 

碁盤の目のように規則正しく並ぶ京都の街並みで二条城だけが3度ズレてしまった理由を林先生が解説していました

 

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東西の大通りと南北の大通りが碁盤の目のように組み合わさっている京都の街並み。これは794年の平安京の都市造りの時に出来上がったもの

 

 

碁盤の目の中には本能寺、壬生寺、五重塔で有名な東寺や世界遺産である西本願寺など歴史的な名所がきっちりと正確な方角にむけて建てられています

 

 

しかしその中で二条城だけはきっちりと建てられておらず3度傾いてしまっているんです!どうして二条城だけがズレているのかを林先生が詳しく解説していました

 

 

 

 

二条城だけ方角の確認をする方法が違った!二条城が築城された経緯を林先生が解説

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二条城といえば1603年の江戸時代に築城されたもの。1867年には徳川慶喜による大政奉還が行われた場所としても有名です

 

 

人が歩けば足音が響くうぐいす張りの床が今でも残り世界遺産にも登録されている京都を代表する城なのですが、この二条城だけきっちりと並んでいる他の建物とは違って東に3度傾いてしまっています

 

 

 

「どうして二条城だけ方角が3度ずれているの?」という疑問に林先生がきっちりと解説していました

 

 

 

 

 

 

 

 

林先生の解説は以下のとおり

 

 

 

 

 

 

林先生  「どうやって昔に方向を考えたかというと基本はたぶん北極星ですよ。地軸の延長線上にありますから地球から見て真北を指しているとそういうふうに作ったんですけど二条城をどういう風に造ったかというと二条城を造ったのは徳川家康なんですね」

 

 

 

      「当時 西洋の人たちがいっぱい入り込んいた時期で最新の器具としてコンパスを持ってきたんですよ」

 

 

     「コンパスでこっちを指しているのが北ですよって合わせたんです。コンパスの指す北のことを磁北といいます。親北と言われる本当の北とこれがズレるんですよ」

 

 

     「磁石の引っ張られる方向というのがいろんな天体的な状況で少しずつズレてしまうんですね。当時は3度東にズレていた、それに合わせて造っちゃったもんだからそれまでの北極星に合わせて作ったものと方向がズレたと・・・」

 

 

 

 

 

他の建物は北極星に合わせて作ったのですが二条城だけは3度ズレてしまっているコンパスで造ってしまった、そのため二条城だけがズレてしまったんですね

 

 

進化した技術が仇となるおもしろい雑学でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都のお寺は塀の壁の線を見れば格がわかる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都の建物に関連して番組では知ったら思わず人に言いたくなる京都のお寺の雑学も紹介していました

 

 

京都には様々なお寺がありますが実は京都のお寺は塀を見ただけで寺の格を見分けることができるとのこと

 

 

 

 

 

 

 

誰でも格を見分けることができるポイントは塀に真横に引かれた白い筋のような線。この白い線を定規筋(じょうぎすじ)と呼ぶそうですがこの数によってお寺の格がわかってしまうんです

 

 

 

皇族が出家して住職を務めた門跡寺院と呼ばれるお寺の塀にその証として5本の定規筋を引いたのが始まりだそうです

 

 

そこから定規筋の数でお寺の格式を示すようになりました、ちなみに最高格式は5本線で格が下がるごとに1本ずつ線は消えていくとのこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北極星を目安に作った建物はしっかりとズレることなく造れたのに、技術が発展してできたコンパスを使って建てた二条城だけが3度ズレてしまったという今回の雑学。林先生の解説は非常にわかりやすく面白いものでした

 

 

お寺の格式が塀の線の数でわかるというのも初耳でしたね。京都の街には様々な雑学がありこれかもずっと楽しめそうです