2月14日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
パーキングエリアでのトイレの混雑をなくした電球の工夫とは?照明で人の動きを変えることが出来る「サバンナ効果」について解説していました
遠出をする時に利用する高速道路のサービスエリアは最近では旅の楽しみのひとつになっています
楽しみが尽きないサービスエリアですが困ったことが1つ。それはトレイの混雑です
高速道路でトイレを使えるのはサービスエリアだけということで多くの人が利用、慌ててトイレに行こうとしたら渋滞に巻き込まれたなんて経験は誰でもあると思います
そんな困ったサービスエリアのトイレの混雑を電球1つで解決する方法があるんです!人間の行動心理を活かしたトイレの混雑を解決する方法・・・
どのように解決したのか?電球1つで人の行動が変わる理由について番組では詳しく紹介していました
【パーキングエリアのトイレの電球を工夫しただけでトイレの混雑が解消!】
まずはサービスエリアのトイレが混雑する理由について調査したところある事実が判明します
それはトイレの奥のブースが空いているのに待ち行列が発生しているということ。奥のブースが空いているのに利用者が気づかないことが多いんですね
1番前の利用者が奥のトイレが空いているのに気づかないと後ろに並ぶ利用者も当然ですが気づきません。これは行列の原因のひとつになりますよね
何とかしてトイレの奥のブースもフル回転させたい・・・そこでトイレの照明にある工夫をしました
その方法とは「トイレの手前の照明を暗くして奥の照明を明るくする」というもの
トイレの奥を明るくすることで奥からトイレを使ってもらえるようになったんです
照明を変えてからは手前の個室が空いていてもスルーして奥の個室を使う利用者が増えました。奥を明るくすることで安心感が生まれて奥の個室から利用するようになったんですね
【照明で人の行動を変化することができる「サバンナ効果」】
照明の差だけで人間の行動を変えられる・・・番組では以下の実験を行っていました
お店全体が明るいジュエリーショップに協力してもらい店内の照明を左を暗く右を明るくしてもらいます
普段なら入店した客は商品棚が多い左に人が流れていくのですが、左側が少し照明が暗いと9割の客が商品棚が少なく明るい右側へと流れて行きました
このように照明の使い方1つで人の行動を変えることができます。建築業界では有名な話で「サバンナ効果」と言うそうです
暗い森の中で道に迷った人が森の外の太陽の光が降り注ぐ明るい草原を見て思わず駆け出すという例え話から付けられた名前です
確かに明るい部分と暗い部分があったら自然と明るい方へと行ってしまいますよね
【まとめ】
サービスエリアでのトイレの混雑を解決したのは人の行動を変えることができる「サバンナ効果」を使った照明の工夫という雑学でした
照明の明るさだけでトイレの混雑を解決できるとは素晴らしい着眼点ですね
林先生も知らなかった雑学なので知らない人は多いはず!この面白い雑学をぜひ紹介してあげてください