2016年3月13日に放送の「ハナタカ優越館!日本人の3割しか知らないこと」にて
良い物件の選び方!不動産業者が教える物件選びに失敗しない方法について紹介していました
物件探しや引越しのシーズンで日本人の3割しか知らないお得な雑学について取り上げていました
「老舗不動産かどうかがわかる方法」「【格安】と書いている物件は要注意」「近隣住民のモラルをチェックできる方法」など引越しの時に役立つ情報を番組では詳しく紹介していました
【間取りで重要なのはドアの数と位置!?】
部屋を広く使いたいのであればドアの数と場所が重要になります
部屋の角にドアがある物件は実際に住んでみると狭くて使いづらい部屋だったりするそうです
トイレや風呂場が上手に固まっていると部屋のデッドスペースが少なくなり広さを十分に使えることがあります
部屋が広くてもドアの開閉部分によっては狭く感じることになるそうです。この知識は日本人の2人に1人が知っているものでした
【老舗の不動産屋かどうかはある数字を見ればわかる】
長く経営している不動産屋は良い不動産の可能性が高い、ということで不動産屋が老舗かどうかを見極めるポイントを紹介します
見る部分は「宅地建物取引業者票」という不動産屋の免許のような部分です。「東京都知事(10)00000号」のように書かれていますが注目すべきは「(10)」の数字の部分です
不動産屋は「宅地建物取引業者票」を5年に1度 更新する義務があるのですが、更新回数がカッコ内に記載されているんです
更新回数が多いということは老舗の不動産屋の可能性が高くなるのでチェックしましょう
【不動産屋が水曜日が定休日のところが多い理由】
不動産屋は水曜日が定休日のところが多いと感じたことはありませんか?
その理由は土日にお客が多くて月曜日、火曜日に契約が入るためなのですが他にもゲン担ぎの理由があるんです
それはせっかくの契約が水で流れないように水曜日は休むというゲン担ぎとのことでした
【徒歩1分は〇mという基準がある】
駅まで徒歩〇分と物件選びの時に注目するポイントですが徒歩1分は80mとキチンと距離が決まっています
これは昭和38年に不動産業界が決めた公正取引委員会公認ルール。当時基準を決める担当だったハイヒールを履いた女性が1分間に80mを歩いたことから定められたそうです
駅まで徒歩3分と書かれていれば240m以内に駅があることを意味します
坂道や階段があって時間がかかってしまったり、踏切や信号があって待たされる場合でもその時間は考慮されません
情報だけではわからないので実際に自分で歩いて確認したほうがいいですね
【「完売御礼」でも売り切れではない!?】
いい物件はすぐに売り切れてしまい「完売御礼」と書かれていることが多いですが、「完売御礼」と書かれていても諦めるのには早いかもしれない情報を番組では紹介していました
マンションは期を分けて売るため完売御礼といっても全てが売れたわけではなく、その期の分が売れただけという可能性があるんです
わざわざ期を分けて売るのはマンションの売り方のテクニックです
大きいマンションの部屋を一度にまとめて売るとマンションの特定の部屋だけに人気が集中してしまい売れ残ってしまう可能性が高まってしまいます
そこで期を分けて売って完売御礼を発表することで売れ残りを防ぐとのことでした
第二期販売やキャンセルが出ることがあるので魅力的な物件に完売御礼と書かれていても諦めないようにしましょう
【「格安」と書かれている物件を売る業者には要注意!】
不動産業界には自主規制の広告ルールが定められていて「格安」というのはNGワードになっているそうです
根拠のない大げさな表現は業界内で禁止されていて他にも「最高級マンション」「優良物件」「大人気」「将来性あり」などの言葉は禁止されています
ルールを守らない不動産業者は利用しないように注意したほうが良いとのことでした
【物件だけでなく近隣住民のチェックも重要】
物件選びをする時に忘れてはいけないのが近隣住民にモラルがあるかどうかを確認すること
実際に住んでみないとわからない近隣住民のモラルですが事前にわかる方法を業界関係者は知っていました
3つのポイントを確認すれば近隣住民がモラルがあるかどうかがわかるそうです
・郵便受け
郵便受けが荒れている所は住民のモラルが低くトラブルも多いそうです
・ゴミ捨て場
収集日以外にゴミが出されていたりゴミの分別がされていなかったりと住民のモラルが最も現れる場所なんだとか
・掲示物
ゴミ出しのルールや騒音の注意などの張り紙がある場合はトラブルがあった証拠ということで注意をしなければいけません
言われれば納得のポイントですね。物件選びの際には3つのポイントをチェックして近隣住民のモラルを確認しましょう
【物件の下見は最低でも4回するのが理想】
物件の下見は昼と夜、そして平日と休日の合計4回が理想とのこと
曜日や時間帯で周囲の状況が一変してしまうことがあるので下見は4回するのが良いそうです
【築年数35年と36年とでは耐震基準が違う】
昭和56年に建築基準法の耐震基準が改正されました
築年数が36年以前の物件は震度5まで耐えられるように作られています
築年数が35以降からの物件なら震度6強以上に耐えられるようになったとのこと
たった1年ですがこの差は大きいですね
【引越しの時に大掃除をしても意味がない!?】
部屋を退去するときに少しでも敷金が減らないように一生懸命に部屋を綺麗にしようとする人が多いと思いますが、どんなに綺麗にしてもクリーニング代が安くなるわけではないとのことでした
どんなに綺麗にしても業者が求める基準があり結局は業者が入るのでクリーニング代は変わらないそうです
【部屋に入ってあのニオイがしたら不人気物件!?】
室内に入った瞬間に下水のニオイがする物件は不人気物件の可能性があります
ずっと使用されていない部屋はずっと水が使われていないために下水のニオイが上がってきてしまいます
ずっと空いている部屋は何かしらの悪い理由があると考えられるので注意がひつようですね
日本人の3割しか知らない事実でした
【引越しの時のダンボールの色は白が良い理由】
引越し屋が用意するダンボールの色が白なのには理由がありました
白いダンボールは視覚的な効果で軽く感じることが証明されています。荷物が入ったダンボールを少しでも軽く感じるために白色のダンボールを使っているとのことでした
そのためジョギング用のスニーカーも白が多いのだとか
【カギのすべりが悪い時にはある文房具を使えば解決】
カギのすべりが悪くて鍵穴に入らない・・・そんな時は鉛筆を使って鍵の部分をなぞってみましょう
鉛筆の芯の黒鉛が潤滑作用の働きをしてカギのすべりを良くしてくれるとのことでした
ただしカギやシリンダーによってはやってはいけない場合もあるのでご注意を
【まとめ】
物件探しや引越しのシーズンに役立つ雑学の数々でした
個人的には近隣住民のモラルをチェックする方法が面白くて参考になりましたね
物件選びは時間をかけて失敗しないように厳選したいもの。今回の情報を参考に良い引越しをするようにしましょう