2016年4月17日に放送の「この差って何ですか?」にて
牛乳を飲むとお腹をこわす人とこわさない人の差について紹介していました
牛乳を飲んだらすぐにお腹をこわしてしまう人、牛乳をどれだけ飲んでもお腹をこわさない人は一体何が違うのでしょうか?
体質?遺伝?実は牛乳を飲んでお腹をこわすかどうかは子供の頃から今までの成長する過程に理由があるんです
赤ちゃんは母乳を飲んでもお腹をこわさない理由も深く関係しているのですが、牛乳でお腹をこわす人とこわさない人の差について番組では詳しく解説していました
【お腹をこわす人とこわさない人の差!赤ちゃんはどうして母乳でお腹をこわさないのか?】
牛乳を飲むとお腹をこわす人とこわさない人の差を解説してくれるのは十文字学園女子大学 奥 恒行客員教授です
その差とは「小さい頃から牛乳を飲み続けているかどうか」でした
お腹をこわす原因は乳糖(にゅうとう)という成分にあります
乳糖は大腸まで運ばれてくるとガスや水分を発生させて腸内を刺激します。これが原因でお腹をこわしてしまうのです
そして乳糖は母親の母乳にも多く含まれているのですが、赤ちゃんは母乳を飲んでもお腹を壊しませんよね?
その理由は乳糖を分解するラクターゼという物質を赤ちゃんはたくさん持っているためです。小腸でラクターゼが乳糖をしっかりと分解してくれるのでお腹をこわす赤ちゃんはいないのです
しかし成長して母乳を飲まなくなると体がラクターゼを必要ないと判断してしまうため、ラクターゼは作られなくなりどんどん減ってしまいます
そのため幼少期から定期的に牛乳を飲み続ける人はお腹を壊すことはないとのことでした
急に牛乳を飲むとラクターゼのない体が乳糖によってお腹を腸内を刺激されてしまうんですね