2016年4月17日に放送の「この差って何ですか?」にて
コンビーフの缶詰はどうして台形の形なのか?丸い缶詰でもコンビーフは作れるようになったのに未だに台形な理由について解説していました
ツナ缶など円形の缶詰とコンビーフの台形の缶詰の差について番組は取り上げていました
ツナ缶や果物の缶詰などほとんどの缶詰は円形なのにコンビーフの缶はどうして台形なのか?言われると気になりますよね
コンビーフの缶詰が台形なのは消費者の事を考え抜いた結果なのですが、その理由について番組では詳しく解説していました
【コンビーフの缶が台形の形の理由!今でもあえて台形の形にしている理由とは?】
コンビーフの缶はなぜ台形なのか?理由を教えてくれるのはコンビーフの缶詰を日本で初めて作った川商フー ズの方でした
コンビーフの缶詰が台形の理由は「台形のほうが詰める時に隙間ができにくいため」でした
ツナや果物などの缶詰は液体があるので円形でも隙間はできにくいのですが、コンビーフは元々は水分が少ないお肉の塊です
その上オイルなどの液体も入れないため円形の缶詰だとどうしても缶の隅に隙間ができてしまいます。すると酸化してしまし風味が落ちたり色が変わったりしてしまうんですね
台形の缶の面積の広い方からコンビーフを入れると隅々まで入り込むことが出来るので台形の缶詰にしているとのことでした
・【コンビーフをあえて台形の缶詰にしている事実】
現在では技術が進歩していて丸い缶でも空気を抜いて隙間なくコンビーフを詰めることはできるそうです
しかし1988年に実際に丸い缶でコンビーフを販売したのですが全く売れなかったそうです
消費者のイメージが「コンビーフは台形の缶」というのが強いためだったとのこと、そのため現在もコンビーフは台形で売られているとのことでした
そしてコンビーフの缶詰といえば付属の鍵を使って開ける巻取り式なのが特徴です
なぜコンビーフは普通の缶詰のような開け方をしないのでしょうか?
その理由は普通の缶詰のように開封したところコンビーフがぎっしりと詰まっているので取り出しにくいという難点があるからです
そのため取り出しやすいように横から開ける巻取り式を採用しているとのことでした
コンビーフの缶詰が台形なのも巻取り式なのも消費者のことを考えての企業努力だったんですね