1月24日に放送の「この差って何ですか?」にて
9年連続でミシュランの星を獲得しているプロの料理人がマルちゃん焼きそばを使って自宅で絶品「海鮮あんかけ焼きそば」を作れるレシピを紹介していました
和食の焼きそばを作ってくれるプロの料理人は日本ミシュランガイドが始まって以来9年連続で星を獲得している「割烹すずき」の店主の方
使う焼きそばの麺は誰もが食べたことのある定番「マルちゃん焼きそば」
マルちゃん焼きそばの麺と粉末ソース、一般のスーパーで売られている食材で普段のソース焼きそばとは違う絶品の焼きそばの作り方を公開していました
【「海鮮あんかけ焼きそば」のレシピ】
【材料 1人分】
まるちゃん塩焼きそば・・・1袋 ※ソース焼きそばでなく塩焼きそば
<A>
水・・・800ml
羅臼昆布・・・16g
鰹節・・・50g
Aでとった出し汁・・・300ml
ホタテ缶の汁(はごろも125gを使用)・・・1缶
付属の粉末ソース・・・1袋
桜エビ・・・大さじ1・1/2
歌舞伎揚げ(荒く砕く)・・・1枚
ブロッコリー(小房に切る)・・・4切れ
菜の花(長さ1/2に切って穂先のみ)・・・1/4束
重層・・・少々
水・・・適量
鶏もも肉(一口大のそぎ切り)・・・100g(3切れくらい)
<B>
酒・・・50ml
しょうゆ・・・50ml
生姜(皮むいてすりおろす)・・・少々
片栗粉・・・適量
サラダ油・・・適量
海老(バナメイ、殻をむき背開きにする)・・・2尾
やりイカ(4cm角に切り表面を鹿の子にする)・・・4枚
ホタテ缶(具)・・・1缶
片栗粉・・・適量
水・・・適量
かぶ(皮ごとすりおろす)・・・1/4個
片栗粉・・・小さじ2
鰻のかば焼き(市販品 2cm幅に切る)・・・4切れ
柚子胡椒・・・少々
【「海鮮あんかけ焼きそば」の下ごしらえ】
① 鶏もも肉を一口大に切って醤油・酒・おろし生姜を混ぜて作ったタレに1分ほど漬ける
② ①に片栗粉をつけてサラダ油で揚げていく(鶏肉を一度油から取り出して30秒ほど待った後に2度揚げをする)
片栗粉をつけて揚げると周りにできた層がソースを吸収して味が絡みやすくなる
2度揚げすることでカリっとして香ばしさが入るそうです
③ ブロッコリーと菜の花に隠し包丁をして野菜を下茹でする
隠し包丁をすることによって熱が通りやすく後で味が染み込みやすくなるそうです、割烹料理ではよく使われる技法とのこと
④ エビと隠し包丁をしたイカにハケで満遍なく片栗粉をつけて中に火が通りきらない程度さっと茹でていく
イカに隠し包丁をすることで食感が変わり美味しくなるので必ずして欲しいそうです
片栗粉を付ける事によって味が絡みやすくなり食感もプリッとするとのことでした
【「海鮮あんかけ焼きそば」の炒め方】
① 鍋の中にかつおと昆布でとった出汁と粉末ソース(塩)を入れてホタテの缶詰の汁だけを入れたら沸騰するまで温めて火を止める
② 桜えびを軽く炒めた後に焼きそばの麺を入れ①の汁を使い麺をほぐしながら焼く(①の汁はすべて使い切らない)
焼きそばの麺は水でほぐさずに出汁でほぐすのがポイントですね
桜えびの風味もついてより一層 海鮮らしくなるそうです
③ ②にホタテの缶詰のホタテをほぐして炒める
④ ③を皿(土鍋)に移したらせんべいのかきあげを細かくして上からかける
これはお茶漬けに「ぶぶおかき」を入れるのと同じ技法で食感にも変化がついて醤油の香りも効いて美味しくなります
皿に盛り付けるときに皿ではなく土鍋を使うとあんかけ焼きそばが冷めにくくより美味しく頂けるそうです
【「海鮮あんかけ焼きそば」の仕上げ】
① 麺をほぐした時に使った出汁にカブをすり下ろして入れる
お吸い物にカブなどのすり下ろしで風味を出す割烹の技法「すり流し」
カブは皮と身の間に旨味が残っているので皮はむかないで下ろすのがポイント
② ①に出汁を使って溶いた片栗粉を入れてとろみをつける
③ スープにとろみがついたら下茹でしたエビとイカ、ブロッコリー・菜の花・鶏肉のからあげを入れる
④ 真空パックのうなぎの蒲焼に日本酒をかけてコンロで焼く
うなぎをフワッと焼き上げるために必ずちょっと酒を振りかけるのがポイント
⑤ 炒めた焼きそばの上に③のあんかけをかけて④のうなぎをのせる。隠し味に柚子胡椒をのせる
ミシュランが認める和食のプロが作る海の幸がたっぷりと詰まった「海鮮あんかけ焼きそば」の完成です
【まとめ&芸能人の感想】
市販されているマルちゃんの塩焼きそばがミシュランが認めた和食の料理人が作るとどれほどの差がでるのかをスタジオで芸能人たちが実食していました
「これものが違うわ、美味い!!」
「桜えびがすごい効いていて塩気が合う」
「おせんべいがサクサクしていて美味しい」
とのことでした
普通のマルちゃん焼きそばがここまで変化するとはさすがですね
手間暇かければ家庭で作る焼きそばがお店で出せるような味になるんだなーと思いました、ぜひ一度チャレンジしてみようと思います