11月22日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
貯水池に浮かぶ黒いたくさんの黒いボールが生活水を救っているという事実について紹介していました
野球ボールほどの大きさの黒いボール。プラスチック製で中には水が少量入っているこの黒いボールが生活水を救う役目を果たしているんです
林先生も知らない黒いボールの正体、一体どのように生活水を救うのかを番組では詳しく解説していました
【1万人が1年間に飲む水が守られる黒いボールの正体】
林先生も知らない黒いボールが生活水を守っているという事実。黒いボールの正体を知るために番組ではアメリカのカリフォルニア州に取材に行っていました
浄水場にある貯水池、そこには黒いボールがギッチリと浮かんでいて黒いアスファルトのようになっていました。黒いボールを使って貯水池にフタをしているとのこと
2008年から始まった水質向上プロジェクトで今回番組が取材した貯水池では約9600万個の黒いボールを利用しているとのことでした。とてつもない数ですね
そんな黒いボールを貯水池に流し込む動画はこちら!!
フタをする理由、それは鳥のフンや飛んできたゴミによって水が汚れないようにカバーしているとのことでした。黒いボールを密着させてフタをして水を汚れから守っているんですね
水を汚れから守るだけでなく太陽光などを浴びて増殖した藻などが消毒剤と反応し有害物質を生み出してしまうのですが、黒いボールで太陽光を遮断して藻の繁殖を防ぎ有害物質の出る危険も減らす効果もあるそうです
【水質改善のために使用していた黒いボールは生活水を守る効果も!】
水質の向上のために利用されていた黒いボールですがもう1つ予想もしなかった良い効果が現れました
ボールを水面で覆ったことによって水の蒸発が防げるようになったんです。蒸発から守られるようになった水の量は年間に約11億リットル以上
この水の量は約1万人が1年間に飲む水の量に匹敵します。今ではカリフォルニア州の水不足対策として注目されるようになったとのことでした
【まとめ】
貯水池に大量のプラスチックの黒いボールを入れることによって水質改善だけでなく水の蒸発を防ぎ生活水を守る効果がでたという事実
林先生も初耳で「ぐうの音も出ない、参りました」と降参するほどの雑学でした。知らない人に説明したらかなり鼻高になれそうですね(笑)