6月28日に放送された「林先生が驚く初耳学」にて
日本初のトートバッグは底に訳あって穴が開けていた理由について解説していました
女性に人気が高くファッションには欠かすことにできないトートバッグ
日本で最初に作られたトートバッグには底にわざと穴を開けていたという雑学を番組では解説していました
トートバッグの名前の由来
トート(tote)とは運ぶという意味
大きく開く口、荷物を入れやすく、丈夫な生地ということで運ぶのには最適なバッグですね
アメリカの家庭では冷蔵庫に大きな氷を使用していたため氷を運ぶのに丈夫なトートバッグが使われていました
トートバッグの名前を広めたのはアメリカの「L.L.Bean」と言われているそうです
1944年に最初は「ビーンズ・アイス・キャリアー」の名称で販売を開始
氷を運ぶためのバッグだったのですが氷以外のものを運ぶ人もいたため1965年に「ビーンズ・ボート・アンド・トート・バッグ」に名前を変えてトートバッグの名前が広まったとされています
日本で最初のトートバッグにはわざと穴が開けられていた!?
実は「L.L.Bean」が氷を運ぶバッグを発売する23年前に日本でトートバッグが作られていたそうです
番組では京都の老舗に行って実際に作られていたバッグを調査
丈夫そうなトートバッグでしたがよく見てみると底の真ん中に鉛筆が通るくらいの穴が開いていました
古いものだから開いているのではなく穴を開けておく理由があるんです
・トートバッグ愛好家の林先生が穴の開いてる理由を語る
ずっとトートバッグを愛用しているという林先生。今使っているのも5代目か6代目だそうです
自分が使う物の由来は調べずにはいられないそうで今回の雑学も知っていたとのこと
林修「(トートバッグに)入れていたものは牛乳瓶です。牛乳瓶の配達にこれに入れていて、今の瓶ほど強度も足りない。よくぶつかるとバリンっと割れる、そうなった時に中に牛乳がたまるよりは下に流れてしまったほうが良い。そういう用途だったと」
日本では牛乳瓶を運ぶために使われていたのですね
こぼれた牛乳が中にたまらないように流れ出るようにする為に開けるというのはおもしろい考え方だと思いました
まとめ
牛乳瓶が割れてしまう事を考慮して割れてもいいようにと穴を開けられたトートバッグ
今のトートバッグには穴なんて開いてないのに自分が使うものだということで由来まで調べる林先生には脱帽です
自分が好きなものを調べる。そうすることが知識を身に付ける一番の方法ですね