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1万円で個人に合わせたおすすめの本を選んでくれる「1万円選書」サービス

2015年3月15日放送のTBS ラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(毎週日曜13:00〜)にて


自分に合った本を選んでくれるサービス「1万円選書」について爆笑問題が語ってました







北海道の砂川市にある岩田書店で行っているサービス「1万円選書」


全国から注文が殺到するほどの人気だそうです


岩田書店の社長の岩田徹さんがこのサービスを始めたきっかけに爆笑問題の2人も興味津々






2007年頃から始めた「1万円選書」のサービス









2007年当時 本が売れなくて困っていた岩田さんが先輩に飲み会の席で相談したところ


先輩が1万円を岩田さんにくれたのがきっかけで「1万円選書」サービスを始めたそうです


1万円をもらった岩田さんが「この1万円で先輩が好きそうな本をお返ししよう」と考えたんですね


その事がきっかけでその人に合う本を店側で提案するサービスを始めたそうです









見ず知らずの人の好みに合わせて本を選ぶために









よくお店とかで「店長おすすめ!!」なんてポップがでてたりしますが、これは大多数に向けたものです


個人個人の好みに合わせて選書するために岩田さんが客に確認するのが今までに見てきた本の履歴だそう





岩田  「本の履歴をおねがいするお願いすると皆さん悩みながら書いてくれるんです」


     「小学校から高校くらいまでに読んだ本を書いてくれるんですが、お客さんの人生を振り返ることができるんです」


     「その時代にこんな本を読んできましたって情報があれば本を薦める事ができるんですよ」





これは理にかなってますねー。今まで読んだ本をみれば読む人の好みや人物像が浮かんできそうです


推理小説東野圭吾の作品を読んでいるような人には違う作者の推理小説を選ぶと


あまり知られてない作品をみて「知らない作家でこんなおもしろいのがあったんだ」と反応してもらえるそう


岩田さんは客のその反応がとてもおもしろいとおっしゃってました








読んだことのない本はお客さんに紹介しない









本を選ぶときに岩田さんが読んだことのある作品しか選ばないのがモットーらしいです


それを聞いた爆笑問題太田光


太田   「岩田さんの読んだ本には限りがあるわけじゃないですか?それ大変じゃないですか」と質問





岩田さんは相当の本を読んでるらしく


岩田  「おもしろい本はないですかと聞かれた時にパッと言えるといいなぁって」


     「居酒屋のお姉ちゃんができるのに本屋の親父がすぐに答えられないでどうするんだ」


という思いがあるそうです


それでも普段の本屋の業務もこなしての選書は大変そう








太田光が自身で書いた本の「マボロシの鳥」と「文明の子」を客に薦めといてくれと頼まれると


岩田  「すいません読んでないです。僕が読んで面白かったら勧めます」


と答えました



やはり自分がおもしろいと思った本しか勧めないと強く語ってました







映画好きの人におもしろい映画を聞いたりするのと同じ感覚ですが


やはり個人個人に合った作品を選ぶのは難しそうです








「1万円選書」サービスが人気がありすぎてサービス停止中





2014年にものすごい人気でいっぱいいっぱいになってしまった岩田さん


2015年も1月3日から1月23日までは受付をしたそうですが人気がありすぎてすぐに受付を中止に


わずか20日間の受付で666人もの注文が来たということ。すごいですねー


中には受付を待てずに直接 村田さんの本屋まで来る人もいるみたいで


大阪や沖縄からわざわざ北海道まで村田さんに会いに来ておすすめの本を聞くそう


それだけの人気があると村田さん一人では対応できずに




村田   「これ以上は受けても対応できないし忘れちゃう」というくらい忙しいみたいでした





サービスの再開は来年からで今度は300人程度で受付を終了させるそうです








選書サービスの気になるお値段は?







全国各地から北海道に直接村田さんにおすすめを聞きに来る人がいるくらい人気の選書サービス


選書をしてもらう手数料は一体いくらくらいなんでしょうか?



田中  「岩田さん変な話だけど儲けってどれくらいになるんですか?」


村田  「いやーもう普通ですよ普通。」


田中  「えっ?普通に本を定価のままで売ってるってことですか?」


村田  「そうです。手数料はない」




驚きました!手数料は0円です!1万円で本が11〜12冊ほど届くそうです


本の代金だけで選書してもらう手数料はかからない・・・これは人気がでてもおかしくはないですね






「村田さん以外に2番手で本の選書をさせたりする人はいないんですか?」の問いには




村田  「全国の本屋さんに手伝ってもらいたいくらいなんだけど・・・個人情報の事とかあるんで・・・」


     「なかなかシステムとしてはうまくできないんですよ」と返答



これはもったいないです


村田さん一人では対応できないほどの需要があるんですからね


村田さんが「こいつなら良い本を紹介できる」と信用がおける人が1人でも増えればサービスはもっと便利になりそう







ちなみに村田さんが今1番おすすめなのは


歴史小説飯嶋和一の狗賓(ぐひん)童子の島という作品


大塩平八郎の乱について書いてあるそうでぜひ読んで欲しいそう


自分も今度の休みにでも本屋に行って読んでみたいですね