5月18日放送の「お願いランキング!」にて
堀江貴文が飲食業で海外展開する秘訣について語っていました
今回の相談者はお笑いコンビ「東京ダイナマイト」のハチミツ二郎
芸人でありながら現在3店舗の鍋料理店を経営している成功者のハチミツ二郎が新たに海外に進出したいと堀江貴文に相談
アメリカのニューヨークに鍋の店を出したいという大胆な行動に堀江貴文が徹底コンサルティングします
ハチミツ二郎が海外に鍋料理を出したい理由
実際にアメリカで出す予定の鍋料理を堀江貴文が試食
「旨いけど鍋はいたって普通」と鍋自体には特別な魅力は感じてないようです
そして堀江が気にしたのが何でアメリカに鍋料理店を開きたいかというところ
日本で3店舗を経営しているならわざわざ海外ではなく、日本でもっと増やしていくほうが簡単そうですものね
ハチミツ二郎が海外に店を出したい理由は2つ
①鍋を食べたいという現地の日本人の思いに応えたい
ニューヨークに訪れた時に在住の日本人に「二郎さんの鍋が食べたいです」と他人ながら熱い思いに突き動かされたそうです
②ニューヨークにある日本酒バーの売上に衝撃を受けた
ニューヨークの小さなバーで日本酒と簡単な食べ物の価格設定が凄すぎて
酒は1杯 8ドル~18ドルとかなり高いのに加え
かっぱえびせん 約720円 冷凍シューマイ 約1440円
加ト吉の冷凍うどん 約1680円
と日本ではぼったくりで訴えられそうな価格設定でも成り立っていたとのことでした
1日の売り上げが80万~100万円と聞いて勝算があると思い海外進出を考えたそうです
日本酒と技術のいらない料理だけでこれだけ売り上げたら誰でも自分もやってみようと思うのは当然かもしれません
堀江貴文が教える海外展開の秘訣
話を聞いた堀江貴文は飲食業で海外展開する時のポイントを3つ説明
①10年は売れない覚悟を持つ
堀江貴文は牛角やしゃぶしゃぶ温野菜などを創業した西山知義から学んだことを語りました
しゃぶしゃぶを一般市民が生活習慣で食べにいくまで普及するのに10年かかったとのこと
つまり鍋文化のないアメリカではしゃぶしゃぶ以上の苦労が考えられるのですね
ニューヨークのようなニッチな世界で1店舗なら何とかなっても店舗拡大は難しいとも忠告していました
②日本食のサイドメニューとお酒を充実させる
鍋を名物にして他の日本料理やお酒を飲める店にしたほうが良いとアドバイス
らーめん山頭火の台湾の店舗ではイカ飯や豚丼があったり
牛丼の吉野家の上海の店舗ではギョーザや茶碗蒸しなど
海外に店を出す時は日本とは違ったサイドメニューを充実させるのが定石のようです
③ネットで拡散してもらう仕掛けを作る
ハチミツ二郎の見た目がキャラクターになりやすい事を活かせばよいとのこと
カーネルおじさんの様にアメリカで日本人の創業者として店先に出してはと提案していました
美味しい鍋、珍しい鍋だけではなくネットで拡散する仕掛けをたくさん用意しとくと良いとのこと
最後のネットで拡散というのは堀江貴文がどの業種のビジネスにもよく言っていることですね
ネットの話題は無料で広がるときはあっという間ですから使わない手はないです
ハチミツ二郎が海外進出した時の年商は?
最後に堀江貴文が鍋料理店が海外進出した時の年商を算出
鍋料理が海外で浸透するのは時間がかかり主要都市に1店舗ほどでせいぜい10店舗が限度
そんな鍋料理店の予想年商は・・・
なんと10億円!!全然いくことは可能とのこと!
とにかく海外で成功する秘訣の3つを徹底することがポイントになるようです
インテリアや料理などド派手に演出してアピールするために設備に初期投資ができれば年商10億円は余裕とのことでした
鍋文化がないということ、鍋が普通の味と見た目ということで海外進出は見込めないと思っていましたがまさかの高額評価!
5年10年かけて欧米に鍋料理が浸透していく可能性は十分有り、今後の展開に目が離せませんね