8月23日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
陸上競技の世界大会のスタート音はピストルから出ていないという雑学について紹介していました
100m走で大きなピストル音と共に一斉に選手が走り出す・・・そんなスタート音がピストルから出ていないとは一体どういうことなのか・・・
聞けば納得の解説を林先生がやってくれます
陸上のトラックの色が赤色から青色へと変わっている競技場が増えている理由も詳しく解説します
スタートのピストルは見かけだけ!?実際にはどこから音が出ているのかを解説
スポーツ観戦が大好きな林先生は今回のピストルから音が出ていない理由について詳しく解説していました
競技場のレーンの幅は国際規格だと1.22m。8つのレーンがありますが1番のレーンから8番のレーンまでは9.76mの距離があります
9.76mは僅かな差ではないかと思ってしまいますが音の速さは秒速340mなので1番のレーンと8番のレーンでは音の聞こえる差が0.03秒も出てしまうのです
世界記録を争う時などは0.01秒の差で決まるような世界なので0.03秒の差が出てしまうのは大問題となるわけです
・どこから音は鳴っている?
スタートピストルは見せているだけだそうです。では一体どこから音はでているのか・・・
実は音はちゃんと等距離になるようにスタート台の所に設置された小型スピーカーから出されているんです
陸上競技場のトラックの色が赤色から青色に変化している理由
陸上競技場のトラックの色は以前は赤色が主流だったのですが、最近では青色に変化しているそうです
スタート音がピストルから出されていないという雑学を知っていた林修先生もトラックの色の変化についてはご存知でなく悔しそうにしていました(笑)
トラックの色が変化した理由は赤色と青色のそれぞれが人にもたらす効果が理由です
赤色は気持ちを奮い立たせ闘争心を高めるので良い記録が出しやすいと考えられていたのですが
青色の心身を落ち着かせて集中力を高める効果の方が良い記録が出しやすいと最近に判明したそうです
赤色のトラックは徐々に減って青色のトラックが増えている傾向とのことでした
まとめ
スタート音の位置からトラックの色まで陸上競技では様々な方法で良い記録を出せるように工夫されているのですね
特に100mなどの短時間勝負の競技は0.01秒で勝敗が決まってしまいますからね
陸上競技を見るときには今回の雑学を知っていると見方が少し変わるかも?