10月4日に放送の「この差って何ですか?」にて
さつまいもは調理方法によって甘味が全然違うという事実を解説していました
今まさに旬の食べ物のさつまいも!
焼いても煮ても蒸しても揚げても美味しいさつまいもですが調理方法によって甘さに差があるというのはご存知ですか?
それぞれの調理法でどれほどさつまいもが甘くなるのか?そして調理法ごとの美味しい食べ方をプロの料理人が紹介していました
どの調理方法が1番さつまいもが甘くなるのかを実験!
今回調理するさつまいもはスーパーでよく売られている「紅あずま」という一般的なもの
生のままのさつまいもの甘さは8.7度、これはミニトマトと同じ甘さだそうです
ミニトマト程度の甘さのさつまいもがどれくらい甘くなるのかをランキング方式で解説します
第4位 揚げる 分厚く切って天ぷらにすることで甘味が増す!
揚げた時のさつまいもの糖度は23.2度!生の時の3倍で巨峰とほぼ同じ甘さになります
番組では美味しいさつまいもの天ぷらの作り方をミシュランで8年連続星を獲得している銀座「てんぷら近藤の」店主が紹介していました
まずはさつまいもを厚さ約6センチに切ります
普通の天ぷらは厚さ約1センチなのですが1センチの輪切りだと甘味が出にくいそうです。長時間揚げることによってさつまいもの甘みを引き出すために6センチの厚さを小麦粉をつけたら170℃の油で30分じっくりと揚げていきます
揚げたさつまいもはキッチンペーパーで包み余熱で蒸して中心にまで火を通すと甘味が全体に広がるとのことでした
・家庭で30分間も天ぷらを揚げるのは大変・・・家庭で簡単にできる方法も公開!
厚さ6cmのさつまいもを30分揚げると美味しくなるのはわかりましたが実際に調理するのは大変ですよね
ということで家庭でも簡単に出来る方法も解説していました
さつまいもの厚さは2cmで皮をむき小麦粉と衣をつけたら170℃の油で10分揚げます、その後は先ほどと同じでキッチンペーパーで包んで5分間余熱で蒸すだけです
厚さが3分の1になったぶん調理時間も3分の1でいいんですね
実際にプロの料理人が教えてくれたやり方で揚げたさつまいもの天ぷらを食べたスタジオのゲストたちは「ホクホク加減が全然違う」「手間だと思ったけど食べたら考えが変わりました、やったほうが絶対にいいです」と大絶賛でした
第3位 煮る(炊く) 2種類のさつまいもの味と食感を楽しむ
煮たときのさつまいもの糖度は26.7度、バナナと同じ甘さになります
7年連続ミシュランの星を獲得している高級割烹「かどわき」の店主が美味しいさつまいもご飯の炊き方を解説していました
まずさつまいもを皮をむかずに四角の形で切ります、皮には甘味と旨味があるのでプロは皮はむかないのが良いと語っていました
そして事前に冷やしておいた鰹だしを使ってご飯を炊きます。低音から炊くことによってさつまいもの甘みと旨みはより引き出されるとのことでした
酒、みりん、醤油を鰹だしに加えて炊飯器に!炊き込みご飯の場合は具材からも水分が出るのでメモリより1~2割水分を減らすと良いそうです
・さつまいもは全部入れずに半分はとっておく
炊飯器で炊くときにさつまいもは半分だけ入れて残り半分は醤油、砂糖、だしで煮て小麦粉をまぶしごま油で炒めます
炊飯器で炊いたさつまいもと炒めてサクッとしたさつまいもの2種類作ることで美味しさが増して飽きさせない工夫が!ご飯が炊けたら炒めたさつまいもを一緒に芋をつぶさないように混ぜごま塩をかければ出来上がりです
低音でじっくりと炊き上げて甘みたっぷりのさつまいもとごま油で炒めたさつまいもの2種類のさつまいもが楽しめるさつまいもご飯でした
第2位 蒸す バニラアイスでスイートポテトが作れる!
蒸した時の糖度は33.6度、デザートのプリント同じ甘さにまでなっています
蒸して作るさつまいもといえばスイートポテト!美味しいスイートポテトの作り方をプロの料理人が解説していました
まずは蒸し器で20分間さつまいもを蒸したら皮をむき網を使って繊維がなくなるように潰していきます
そしてさつまいもをこしたところでプロが取り出したのはアイスクリーム!たまご、グラニュー糖、生クリームがバニラアイスクリームに入っているのでアイスがあれば砂糖や生クリーム、卵を使う必要がないんです!
バニラアイスクリームをレンジで溶かしたらさつまいもとアイスを2:1の割合で混ぜ隠し味にバターとクリームチーズを少し加えます
混ぜ合わせたら型に流し込み卵黄を塗ってオーブンで180℃で20分間焼いたら完成!バニラアイスで簡単にスイートポテトが作れるなんて驚きですね
第1位 焼く 電子レンジを使って簡単に自宅で美味しい焼き芋が作れる!
さつまいもを焼いた時の糖度は46.3度!イチゴジャムと同じ甘さとなります
さつまいもを約料理といえば焼き芋ですが家庭で作るのは難しい・・・そこでプロの料理人が電子レンジで簡単に美味しく作れる方法を紹介していました
まずは水で洗ったさつまいもをキッチンペーパーで厚めに包みその後にキッチンペーパーの上からまた水で濡らします
500Wで2分間温めたら解凍モードで20分間ふたたび温めます。解凍モードで温めるとさつまいもの内部温度はおよそ70℃になるのですがさつまいもは70℃ででんぷんが糖に変化して甘さが一気に引き立つんです!
プロのさつまいもの作り方は1時間30分ほど焼くのにレンジで30分足らずで作ったさつまいもはどれほどの味になるのか・・・スタジオで実食をしていました
匂い甘いさつまいもの味と家庭で簡単に作れる焼き芋とは思えないと大絶賛でした
まとめ
調理法によってさつまいもの甘さが3~5倍にまでなるとはびっくりですね
1番甘く簡単に作れる電子レンジでの焼き芋は今度の休みに必ず作ってみようと思いました
プロの料理人が教える家庭でもプロの味が作れる調理方法、みなさんもぜひチャレンジしてみてください