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【この差って何ですか?】東海道新幹線が快適に乗車してもらうために行っている工夫!15秒単位で発車・カーブで車体を傾けるなど4選

10月4日に放送の「この差って何ですか?」にて

 

 

 東海道新幹線の快適に乗車するための知られざる工夫について解説していました

 

 

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2015年の3月に23年ぶりに最高速度を270km/hから285km/mに更新し東京ー新大阪間を最短2時間22分で結ぶようになった東海道新幹線

 

 

1日平均350本、平均43万人もの乗客を運ぶ東海道新幹線には知られていない工夫がされていました

 

 

カーブの時に新幹線は傾いている、発車到着時刻は分単位ではなく15秒単位で管理、ワゴン販売員はバッジで役職がわかるなど様々な雑学を番組では紹介していました

 

 

 

新幹線はカーブを走行中に客が気づかない程度に傾いている

 

 

 

 

 

 

 

新幹線に乗っていても走行するのを見ても気づかないのですが東海道新幹線のN700系の新幹線はカーブの時にわずか1°だけですが車体を傾いて走行しているんです

 

 

なぜ1°車体を傾ける必要があるのか?

 

 

2007年にN700系の新幹線に導入された車体傾斜システムによってカーブでも速度を落とさずにカーブを走行することが可能になったんです

 

 

左右の車輪の上にある空気バネを使い車体を1°傾けることで遠心力を逃がします、バイクのレーサーのような事を新幹線がやることで減速せずに直線と同じスピードを出せるわけです

 

 

 

乗り心地は直線と同じで乗客も気づくことなく東京ー新大阪間を5分も短縮させることに成功・・・たった1°の傾きがあったとは驚きですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出発・到着時刻は分単位でなく15秒単位で隙間なく!

 

 

 

 

 

 

 

12:30分に出発する新幹線は12:30ぴったりに出発すると私たちは思っていますが実は違うんです

 

 

新幹線は分単位ではなく15秒単位で管理されています。客側には伝えていませんが9:00発となっていれば「9時00分00秒発」「9時00分15秒発」「9時00分30秒発」「9時00分45秒発」の4種類の出発時間があるんです

 

 

 

8時49分30秒に東京駅に到着後に9時51分15秒に東京駅発車など細かく管理されています。もし9時52分出発と分単位にしてしまうとこの場合45秒の無駄が発生してしまうんですね

 

 

無駄な時間を省き早く駅から出発させることで3分間隔で出発させることが出来て上下線合わせて1日平均350本もの新幹線の運行が可能となっています

 

 

 

 

 

 

 

座席の幅が違う!?快適に乗車するためのおもてなし

 

 

 

 

 

 

 

新幹線の座席には2人掛け、3人掛けとがありますが3人掛けシートには一見ではわからない差があるんです

 

 

その差とは座席の幅!左右の席の横幅は44cmですが真ん中の席は46cmと左右の席より2cmほど幅が広くなっています

 

 

 

2cm広い理由は両側に人が座った時に真ん中の客がきゅうくつな思いをしないためです。300系の新幹線からは3人掛けの席は真ん中が広く作られているとのことでした

 

 

細かい部分にまでおもてなしの心があり快適に乗車できるようになっているんですね

 

 

 

 

 

 

 

ワゴン販売員は役職がバッジで判断できる

 

 

 

 

 

 

 

新幹線内でワゴン販売をしている女性を「パーサー」と呼ぶそうです。そのパーサーの女性たちも胸元を見るとネームプレートの他にバッジが付いています

 

 

赤・エンジ・緑・青・紫・黒と種類の色に分けられているのですが色でパーサーの役職がわかるんです

 

 

6種類の色の差は担当する仕事の差!6つのランクに分けられているんです

 

 

 

 

・赤色のバッジはアルバイトで車内販売を行う「アシスタントクルー」

 

 

車内販売専門で商品の補充や数量管理などを担当

 

 

 

・エンジ色のバッジは社員でワゴン販売を行う「アシスタントパーサー」

 

 

 

業務はアルバイトの赤色バッジのパーサーと同じそうです。それなら赤色でいいんじゃ・・・

 

 

 

 

・緑色のバッジは車掌業務も担当する「パーサー」

 

 

 

通常の車内販売はもちろんエプロン姿から制服姿に着替え、グリーン車での乗車券の確認や乗り継ぎ案内も行っているのです

 

 

 

 

・青のバッジは接客業務まで行う「シニアパーサー」

 

 

 

車内販売や乗車券の確認の他におしぼりの配布などの接客業務も行います

 

 

 

 

・紫のバッジはパーサーをまとめる「チーフパーサー」

 

 

 

1本の列車に4人ほどいるパーサーたちを統括するのリーダーです

 

 

 

 

・黒のバッジはパーサーの最高ランク「インストラクター」

 

 

 

約700人のパーサーで14人しかいない新人からベテランすべてのパーサーの指導係

 

 

 

 

 

 

バッジで役職は色分けされていますがエプロン・ブラウス・スカーフは各自好きな色を組み合わせて着て良いとのことでした。各3色ずつあるので組み合わせは豊富ですね

 

 

でも上の役職とコーディネートがかぶらないようにしたりしてそうです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

 

 

様々な工夫がされて快適に乗車できる東海道新幹線はこれからも進化をし続けることでしょう

 

 

次回乗車する際は今回番組で紹介された差を気にしてみるとおもしろいですね