11月8日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
高画質のカメラの普及によってプライベートが丸分かりになってしまう時代がくるという雑学について紹介していました
誘拐事件が発生し犯人からは身代金要求の手紙と誘拐された子供の写真が・・・そんな時に子供の写真によって犯人が逮捕できる事ができる時代になるとのこと!
人の目が防犯カメラの代わりになるという今回の雑学。人の目からどのように情報を手に入れることができるのかを番組では詳しく紹介していました
犯罪防止だけでなく個人情報も瞳からわかってしまうということで写真を撮るときは注意深くしなければいけないかも?
カメラの性能が上がることで個人情報が流出してしまう?
誘拐された子供の写真。口にガムテープを貼られて涙を浮かべている写真に両親は気を失いかけている・・・そんな時に警察の捜査に役立つのが子供の写真
子供の写真からどのように捜査するかというと子供の瞳なんです
人を写真に写した時にその人の瞳にアップしていくと・・・瞳には撮影者はもちろん写真には写っていない周りの人物や建物まで映っているのです
犯人が気づかないうちに子供の瞳から犯人の顔や背格好、誘拐されているであろう場所の情報が誘拐された子供の瞳から得られるんですね
カメラやスマホの画素数は目覚しい進歩をしています。それに伴って写真から得られる情報量が格段に増える時代が近いうちに来ているとのこと
カメラ付きの携帯電話が世の中に普及してから16年、カメラの性能を示す画素数は発売当初の1999年と比べると約200倍にまで進化しているんです
・瞳に映った人物や建物から個人情報が丸わかりに!?
SNSが普及してフェイスブックやツイッター、ブログなどで撮影した画像を多くの人がアップしている現代ですが、今後は何気なく撮った写真をネットにアップするとプライベートや個人情報が流出してしまうリスクが高くなるそうです
写真の瞳に映った情報から撮影者はもちろんですが周りの建物などからも個人情報がわかってしまうんですね
運動会で何気なく子供の写真を撮った時に子供の瞳に映る情報から通っている学校が特定されるなんてことも・・・
実際の警察ではやっていないテレビドラマのシーン
刑事の捜査方法は日々進化しているということに関連して番組では今現在では既に行われなくなっている刑事ドラマでよくあるシーンについても解説していました
・取調室でカツ丼を出したら法律違反になる?
取り調べといえば怖い刑事がぶっきらぼうにカツ丼を容疑者に差し出すなんて刑事ドラマでは定番のシーンですがこれは現在では使われていません
昔に流行った刑事ドラマでカツ丼を食べさせるシーンを見た本物の刑事が「これは良い」と実際にやるようになったそうですよ(笑) 逆だったんですね
しかしカツ丼を提供するというのは利益誘導という違法捜査になってしまうんです。だから現在では行うことは固く禁止されています
・髪の毛からはDNAを採取はできない!
事件現場から犯人と思われる髪の毛を発見しDNA鑑定で犯人を捜査する・・・というのも実際には無理な話だそうです
実際には毛髪からは特定はできないんです。DNA鑑定には毛根が必要で抜け落ちた毛髪や途中で切れている毛髪からは毛根が死んでしまっているので鑑定はできないそうです
まとめ
カメラの性能が上がることによって人の瞳に映ったものから様々な情報が得られる時代になるという今回の雑学。林先生も初耳の興味深いものでした
人の目が防犯カメラの役割になるという便利な面もあれば、悪用されれば個人情報を知られてしまうという事にもつながる・・・便利なものも使う人次第ですね