10月25日に放送の「この差って何ですか?」にて
家庭でおいしいプロの味の栗ご飯を作るひと手間について紹介していました
秋には絶対に食べたくなる栗ご飯!今回はプロが家庭でも美味しい栗ご飯を作れる方法を紹介していました
スタジオで実食した芸能人たちも「上品な味」「栗の美味しさが引き立っている」と大絶賛した栗ご飯の調理方法
普通の調理方法とはどんな差がでるのかを解説します
栗の皮を剥く時間を短縮!面倒な皮むきを簡単に
普通の主婦は栗の皮を剥きやすいように一晩寝かせて包丁を使って栗の皮を剥いていきました。栗の皮を剥くのに1つ4分、全ての栗の皮を剥いたら水に浸けてアクをぬいていきます・・・しかしこの方法では皮を剥くのに時間がかかってしまうんです
プロの料理人はボウルに1リットルの水に塩を小さじ2分の1弱くらい入れた塩水の中に栗を入れていました。普通は栗を長時間 水に浸けますが塩水に30分くらい入れれば実と皮の間に水分が入って剥きやすくなるそうです
栗の一番固い部分に包丁を入れてそこから皮を剥いていけば簡単に栗の皮を剥くことができます。その時間は栗ひとつあたり40秒ほど、主婦が4分かかっていたのに比べると短縮されていますね
栗のアク取りにはスーパーで売られている漬物を漬ける時に利用する焼きミョウバンを使用。水の中に焼きミョウバンを入れることによってアクを取り、栗を黄色く発色させることまで出来てしまうとのこと
栗はご飯と一緒に炊かない!栗は蒸し器で別々に
普通の主婦は炊飯器に水を入れて塩と酒で味付け。栗を一緒に炊飯器に入れたら炊き上げるんですがこの方法だと栗の味が抜けてしまい見た目も美味しくならないんです!
一方のプロの料理人は炊飯器に水と塩・酒を入れるまでは一緒でしたが旨みを出すために昆布を少し入れて栗を入れずにご飯を炊いていました
栗は旨味と色を出すために蒸し器で蒸します。ご飯と一緒に栗を炊くと出汁と一緒に栗の美味しさが出ていってしまうんです
蒸し器で40分蒸せば先ほど浸けた焼きミョウバンの効果もあり栗は綺麗な黄色になっていました。蒸した栗を炊き上げたご飯の上に乗せて炊飯器で5分ほど蒸らしたら今が旬の栗ご飯の完成です!
まとめ
・栗は水で一晩寝かせる必要はなし!塩水で30分だけで十分
・アク取りには焼きミョウバンを使うと栗が黄色く色づく
・栗ご飯だからといって栗とご飯は一緒には炊かない
おいしい栗の見分け方は光沢があってハリがあることだそうです。実が詰まっているため外側革にハリや光沢がでるんですね
焼きミョウバンを使うことと栗は蒸し器で別々に蒸すことで色鮮やかな旨味たっぷりの栗ご飯が出来るというのはぜひ手間をかけてでもやってみたいと思いました
普通に作った時の栗とは色が全然違って食事は見た目が大事だと改めて思い知らされるプロの調理方法でした